イギリスの湖の下に「秘密の部屋」があった…19世紀に建てられた史上最悪の愚行とも言われる水中ドーム
イギリスのとある湖の真ん中に、ポツンと立つ海神ネプチューン(ポセイドン)の像。
なんとこの下(水深12m)には、大富豪が1800年代に建てた秘密の部屋があるというのです。
いったいどんな構造になっているのでしょうか……。
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場所はイギリスのサリー州のウィットリー・パークにあり、ウィテカー・ライトという鉱山業の投資によって莫大な財産を築いたアメリカ人の富豪によって建てられました。
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岸側から見たところ。
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地下へつながる階段。
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下りて行くと……。
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通路に到着。
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この長い通路の上は湖です。
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天井の高い部屋(社交ダンスホール)が見えてきました!
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ドーム状の外壁は半透明の窓になっていて、水族館のようになっています。
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部屋の全貌。
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当時の建築技術で水中にどうやって建てたのか不思議に思いましたが、実は人造湖で、先に建物を作ってから湖に沈めたようです。(写真は建設時のもの)
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ちなみにオーナーであるウィテカー・ライトは、後に偽の金鉱会社の株で儲けていたことが発覚し、巨額詐欺事件の有罪判決を受けた当日にシアン化物(青酸カリなど)によって、自らの命を絶っています。
詐欺の悪行もあってか、この贅を尽くしたビクトリア朝の水中施設の建設は、イギリス史上最悪の愚行と評価されることもあり、普段は立ち入ることができないそうです。
A secret ballroom underneath a lake built in the 1800s
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1. イギリスの湖の下に「秘密の部屋」があった…19世紀に建てられた史上最悪の愚行とも言われる水中ドーム [ 他力本願 ] 2014年12月09日 21:07
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