2014年12月12日 11:00

この性能でこの価格!?オクタコアにIPS-NEO液晶など、コスパの高いハイエンドSIMフリースマホがファーウェイから誕生

 


スマホの新時代が始まる予感…!

どこの携帯電話会社でも使えるSIMロックフリースマホは、手軽に機種変更や格安SIMを使えることから、近年人気が高まっています。

そんなSIMロックフリースマホ市場に、中国企業として初めてベスト・グローバル・ブランド2014にランクインしたファーウェイが、新たにオクタコアCPU、IPS-NEOディスプレイ、指紋認証を組み込んだ、コスパの高いハイエンドスマホ『 Ascend Mate7 』など2機種の投入を発表。

ミドルレンジばかりのSIMロックフリースマホにどんな機種が投入されるのか、その発表会の模様を取材して来ました。

『ファーウェイ・ジャパン 新製品発表会』 - YouTube

ちなみに発表会の模様と、新機種の特徴が手っ取り早くわかる動画がこちら。

私も実際に触ってみましたが、性能も作りもかなりいいんですよ…!

Ascend Mate7 - Huawei

Ascend G620S - Huawei


ファーウェイの新製品発表会の壇上に登場したのは、ファーウェイ・デバイス 日韓 リージョンプレジデント 兼 ファーウェイ・ジャパン 副社長の呉波(ゴハ)氏。

日本では中国製のスマホと言えば格安スマホと思われがちですが、日本でも高品質なハイエンドスマホを投入することで、そのイメージを変えていきたいと語りました。


ファーウェイは、日本でも始まりつつあるSIMロックフリー市場を盛り上げるべく、スマホの選択肢を広げるためにハイエンド機種の投入を決めたのだそう。

確かに国内で入手できるSIMフリーの端末って、選択肢がまだまだ少ないんですよね。


ファーウェイというと聞きなれない人もいるかもしれませんが、実はその歴史は古く、日本では2007年からスマートフォンやモバイルルーターなどを供給していたメーカー。

Pocket WiFiを使っていた人なら、早くからその名前を知っていた人も多いのではないでしょうか。


ファーウェイは、ベスト・グローバル・ブランド2014においても、中国企業として初のトップ100にランクイン。

またACミランを始めとする世界的サッカークラブをスポンサーとして支えるなど、世界的には日本企業にも引けをとらないブランド力を持つほどに成長しています。

最先端技術満載のプレミアムモデル Ascend Mate7


そんなファーウェイから満を持して日本市場に投入されるのが、プレミアムモデルのAscend Mate7と、ミドルレンジモデルのAscend G620Sの2機種。いずれも発売は12月12日から。


プレミアムモデルのAscend Mate7は、スマホでは初となるオクタ(8)コアCPUを搭載。

さらにジャパンディスプレイ製の6インチIPS-NEO液晶、ワンタッチ指紋認証センサーを採用するなど、最先端技術満載のハイスペック仕様がかなり魅力的です。


社名は伏せてありますが、某有名スマホとスペックを比較しても、ほぼ互角かそれ以上のスペックを実現。

ちなみにAscend Mate7の想定売価は49,800円(税抜)とのことですが、SIMフリーでこれだけのスペックなら、かなり安いような…!?


詳細なスペックはこちら。SIMロックフリーなので、キャリアのしばりなく、市販のSIMカードを挿せば使えます。

発表会後のタッチアンドトライ会場で実際に端末に触ってみましたが、スペックもさることながら、ベゼル(ふち)が狭く、画面がめっちゃ広い!


実際に手にしてみると、サラサラとしたアルミの質感、そして全体的に精度の高い作りで、価格以上の質感を感じさせてくれます。

背面の指紋認証センサーも、ちょうど手にした時に人差し指が当たる位置で使いやすそう。


手持ちのiPhone 6 Plusと並べてみたところ。大きさはほとんど変わらないですね。薄さは体感でAscend Mate7の方が少し薄く感じます。

大きさはあまり変わらないのに画面の部分はかなり大きく、視野角も広くて明るい!


このAscend Mate7に採用されたIPS-NEOディスプレイは、高い解像度とコントラストを実現しながらも、縁を極限まで狭めることでこれだけの大画面が実現できたと語るのは、供給元である株式会社ジャパンディスプレイの境田秀也氏。

こうしたハイエンドモデルに日本の製品が採用されるのは、日本人としてなんだか嬉しくなってしまいますね。

およそ2万円で買えるミドルレンジモデル、Ascend G620S


そしてミドルレンジモデルとして発表されたのが、このAscend G620S。

想定売価21,800円(税抜)という低価格設定からどんなものかと思っていたのですが、実際に触れてみると視認性の高い液晶にレザータッチの質感の高いボディで、知らなければまさかこんな価格で売ってるとはとても思えない仕上がり。


詳細なスペックはこちら。

液晶の解像度はミドルレンジ向けでは一般的なHDではあるものの、液晶の質がいいのかマットな発色で粗さは感じず、視野角も充分過ぎるほど広くて視認性は良好。

動作もサクサクと反応がよく、タッチパネルの反応も上々。正直これだけの質感と速度なら、よほどこだわる人でなければ選択肢としてはかなり良さそうです。


このモデルはスマホ慣れしていない人でも使いやすいよう、「SIMPLE UI」も搭載。なんとなくスマホと聞くと抵抗を示す高齢世代でも、使いやすいよう考えられているようです。


ファーウェイのSIMロックフリースマホのセールスパートナーは、発表時点で家電量販店やネット通販、またワイモバイルやMVNO事業者など、販路は様々。

SIMロックフリーなので、本体だけ買うなら購入時の契約は必要なく、ややこしい分割払いや縛りもなんにもなし。

今使っている携帯やスマホのSIMを差し込めば、そのままサクッと機種変更ができてしまう手軽さがいいですね。


ちなみに総務省は、2016年までにSIMロックフリー端末を1500万台まで拡大させるとの目標を発表。従来のスマホ契約の流れは、大きく舵を切る流れに来ているようです。

いずれこうしたSIMロックフリー端末が主流となり、普通にガジェットを買うような感覚で機種変更ができるようになる日は、もうすぐそこまで来ているのかもしれませんね。

Ascend Mate7 - Huawei

Ascend G620S - Huawei

発表会にはモーニング娘。OGがゲストで登場


そして発表会後半では、モーニング娘。OGの、保田圭さん、石川梨華さん、吉澤ひとみさん、小川麻琴さんがゲストで登場、楽しいトークセッションで盛り上がっていました。


発売前のAscend Mate7、さらにACミランの本田圭佑選手のサイン入りユニフォームが当たるサプライズプレゼントも!

うひょー、当たったらどうしよう…なんて期待していると、「残念ながらメディアの方は除外させて頂きます」と悲しすぎるアナウンス。

うう、欲しかったよ…!


その後、タッチアンドトライ会場では発表されたばかりの端末を実際に試す人たちで大混雑。なかなか触れませんでした。


大きさの比較に、並べて持ってみてもらいました。左がAscend G620S、右がAscend Mate7。こうして見ると結構大きさが違うんですね。


性能や大きさが異なるのでどちらを選ぶかは悩みどころですが、いずれも液晶の解像感も発色も良く、どちらを選んでも満足度は高そうですよ。

Ascend Mate7 - Huawei

Ascend G620S - Huawei

関連記事

 
Twitter facebook はてブ コメント ご意見 TB
 
コメント欄を表示する(0)
この記事へのトラックバック
あんてなサイトにブックマークされました。
トラックバックURL
最新記事

スポンサードリンク
以前の記事


らばQは、世界中から役立つ・面白いニュースの話題をお届けするブログサイトです。