「すなおに感動した…」英仏海峡トンネルを両側から掘り、初めて出会ったときの写真がすばらしい
イギリスとフランス間を結ぶ、英仏海峡トンネル(ドーバー海峡トンネル)。
海底部は世界1位の長さを誇り(陸上を含めると青函トンネルが1位)、トンネルを掘る切削作業には、川崎重工業をはじめ日本企業も大きな貢献をしています。
トンネルは両側から同時に掘って行き1990年についに貫通しました。
「とても感動的だ」と紹介されていた、その時の写真をご覧ください。
小さな穴が開いたばかりの、まさに貫通ほやほや。
そしてがれきの中で手と手を取り合っているのは、フランスとイギリスの国旗を持った、両国の作業員。
歴史的なこの写真に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ビーチで、いとこと砂のトンネルを掘って、おたがいの手がトンネルの中で触れたときは興奮したな。この写真のこの瞬間に、どんなに興奮したのか想像もつかない。
↑うわっ、なつかしい。自分は弟とそれを一緒にやった日のことを、すっかり忘れていたよ。いい時代だった。
●そしてその2人の25年後。
↑それはすてきだ。この2人はそれぞれ永遠にリンクしているんだ。
↑今日までずっと握手したままだったんだよ。
●「われわれは今日、最もフランス的な男に会うため、最も英国的な男を用意すべきだ。いいかい?」
「ウィ(フランス語でYes)」
↑オーディションでもあったのだろうか。
●みんな混乱しているようだが、右側にいる男性がフランス人で、オレンジ色の服のがイギリス人だ。
↑フランス人でもイギリス人でもない自分としては、違いがわからない。フランス人とイギリス人のみにわかるのかな。
↑旗でわかると思うけど。
↑旗を交換したかもしれないだろう。
↑実際に交換したんだよ。だから持っている旗が逆なんだ。
●「なんてこった、ドイツに向かって進んでいる。後ろに戻れ、やり直しだ」
↑これは緻密な計算によって、そのポイントで出会うようにしたわけだよね。どうやって正確な方向を目指したんだろう。
●本当の話だが、フランス人はイギリス人のために良い食事を用意して待っていたのに、イギリス人は水1杯だったそうだ。
↑その水を沸騰して、ティバッグを入れて紅茶を淹れるんだよ。ティはイギリス人にとって最も大事な飲み物だから。
砂場のトンネルで手を取り合ったことを、大人になっても覚えている人は多いようです。
いろいろなエピソードがあって興味深いですね。
When both sides of the channel tunnel first met 1990