ソニーが北朝鮮の脅しに屈した?「ザ・インタビュー」の上映中止をオバマ大統領が批判…海外の反応
北朝鮮の指導者である金正恩氏の暗殺を描いたコメディ映画「ザ・インタビュー」が、北朝鮮関係者と見られるハッカーから脅迫を受け、観客の安全に懸念があるとしてソニー・ピクチャーズが上映を中止すると発表しました。
そのことに対し「独裁者に検閲されるべきではない」とオバマ大統領が批判するなど、大きな注目を集めています。
中止の理由には映画館側の事情もあるようですが、海外掲示板では北朝鮮からの圧力や脅迫に屈するべきではないといった意見が多くを占めていました。
『ザ・インタビュー』は、2014年のアメリカ合衆国のコメディ映画。
トーク番組司会者を務める2人の記者が、朝鮮労働党第一書記金正恩へのインタビューを許されることになり、その後中央情報局(CIA)に雇われて彼の暗殺を試みる。
(ザ・インタビュー - Wikipedia)
●パラマウントが映画「チーム・アメリカ」から手を引いたことが最も恥ずかしい行為だよ。ソニーの状況はまだわかる。
●今こんなに話題になっているのにね。公開することにしたとたん、莫大な利益を産むだろう。
●たとえば誰かがオバマ大統領の暗殺映画を作ったらどうなるかを知りたい人に答えると、チャンネル4(イギリスの番組)ではジョージ・W・ブッシュ元大統領を暗殺する映画を作っていた。
「大統領暗殺」というタイトルで、それもブッシュ元大統領がまだ任期中のときに。そのときは確か、君ら(アメリカ人)はわれわれ(イギリス人)を爆破したりサイバー攻撃をしたりはしなかった。
(大統領暗殺 - Wikipedia)
●いい知らせ:インターネットは無料。悪い知らせ:必要だと思う人々でも使っていなかった。
●むしろオバマ大統領が強く公開を願っていることに驚くよ。
↑アメリカ企業が北朝鮮から脅迫される前例を作りたくなかったのだろう。
●ソニーの決定はとても間違っているよ。上映しようがしまいが、こうした脅迫はまたいつか出てくる。
●この決定は決して小さくない親会社である、日本のソニーの役割も大きいことを知っておくべき。
北朝鮮はアメリカの映画館を爆破しないだろうが、日本は人質を取られているという現状がある。
●今ソニーが公開を決めたら、みんなが見るだろう。なにせ映画に興味のない友人たちが死ぬほど見たがっているくらいだから。
↑映画館が拒否しているので、映画館での上映はできないんだ。
●ありがとうオバマ。
●市場最強のマーケティングだな。
↑オレも絶対に見る。
●えっと、いったいどうなってるんだ?
↑要は大統領が説得したんだ。
↑よっぽど大統領も映画が見たかったんだな。
↑オバマ大統領はすでに見たと思うよ。
●オレは上映禁止の間だけ見たい。
●映画「ドクター・ストレンジラブ」(邦題:博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか)は冷戦時にリリースされたし、チャップリンはヒトラーにまだ権力があったときに映画を出した。 チーム・アメリカは金正日を恐れているときに出た。「大統領暗殺」が出てもアメリカ人は騒いでない。
(博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか - Wikipedia)
「ザ・インタビュー」の上映をめぐっては、しばらく話題となりそうです。
オバマ大統領が表に出てきたからには、今後どうなっていくのか興味深いところです。
Obama: I think Sony made a mistake by pulling 'The Interview'