「小さな出来事だと思っていたら、人生を変えてしまったことはある？」運命を感じるエピソードいろいろ

人生には節目というものがありますが、そのときはささいな出来事だと思っていても、振り返ると一生を左右するターニングポイントだったということがあります。

「小さな出来事だと思っていたことが、人生を変えたことはありますか？」と、海外掲示板に質問がありました。

運命を感じるエピソードをご紹介します。

●大学に入学したとき、同じ出身地の男友達を除いて、僕にはほとんど知り合いがいなかった。
その友達に「デートに誘うために女の子の部屋に行きたいから、一緒に来てくれ」と頼まれたので付いて行くことにした。自分の担当は、目的の女の子のルームメイトを退屈させないようにすることだった。
そのルームメイトと僕はすぐに意気投合し、1か月後には付き合い始めた。そして10年後に結婚した。単に友達に付き合っただけの晩が、自分の人生で最も重要な日となった。

●大学の最初の日に間違って別の教室に行ってしまい、イタリア語の講義を受けてしまった。間違えたことが恥ずかしくて途中で出られなかった。
3年経った今、自分はイタリアに住んでいる。教室の数字を読み間違えたことが、人生をこんなにも大きく変えるとは思いもしなかった。

●5年ほど前の夏、科学の修士課程で退屈していた僕は、宇宙雑誌の小さなコーナーに匿名で記事を投稿した。そこまで真剣だとか複雑な記事ではなかったが、編集者が自分のアイデアを気に入ったと返信してきた。
僕を雑誌に載せてくれる話になり、年に数回は書くようになった。一度はカバー記事で、そのことは僕にスリルを与え、ついでに報酬もよかったので週末の旅行費用なども出た。あの日に退屈していてよかったと思う。

●小学5年生のときに、学校からローラーブレード場に連れて行ってもらったら、顔から転び、前歯が2本欠けてしまった。
家庭が苦しかったので治療費はなかった。そのため僕は前歯なしのまま成長した。その時から二度と笑わず、人と話さず、人前で食べることもしなくなった。そのまま高校生になるまで歯はそのままだった。
そのときにはもうほとんど友人もおらず、そこで初めて歯の治療が行われ、やっと友人ができて社交的になれると思った。ところがその頃までのダメージが大きすぎたのか、僕はぎこちないままだった。
さらに歯のかぶせものが非常に高額で、このお金のことで両親が何度もケンカをしていた。それを引きずって、僕が大学に入る頃には両親は離婚した。
自分の現在は、小5のときのあのイベントが形作ったと思っている。

●16歳のときに、家にあったワインを1本持って友だちの誕生パーティに行った。それをきっかけに父親のアルコール依存症のことで両親がもめ始め、2人は離婚した。

●なんとか彼女をモノにしようと、彼女の勧めた匿名の催眠ミーティングに参加した。結局彼女をモノに出来なかっただけでなく、今でも女性経験はない上にシラフである。

●あまりに疲れて喉が渇いたので、バイクを停めてコーラを買いに行った。ついでにカフェにいる女の子に話しかけてみた。8年後に結婚して子供が2人いる。

●同僚の代わりに休日出勤した（動物クリニック）。すると病気の猫を連れてきた男性患者がいた。これは5年前だけど、4か月前にその彼と結婚した。

●バス停で女の子に、自分の並んでいるところが正しいかを尋ねた。そこから話を始め、いい友達になった。その子は彼氏と別れ、学校を辞め、僕は彼女のアパートに転がり込んだ。いいアパートだった。

●ナイトクラブで泣いてる男に電話を貸して、彼女に電話させてあげた。その男は彼女が入院してると言っていたので。ところがそいつは彼女のストーカーだったらしく、彼女に謝罪して説明する羽目になった。そこから彼女と数時間ほど話し、パンケーキでも食べに行かないかと誘った。それが7年前で、今は結婚して、子供も2人いる。

●前の妻は、僕が注文した靴下のことで1時間くらい怒鳴っていた。そこで僕は家を出た。計画もなかったし何をして良いのかもわからなかった。とにかく家を出て、母親の家に行った。そこから1年かかったが、ようやく今、靴下による影響から人生の立て直しをはかっている。

●2年前、アジア人の女の子が運転する車にひかれそうになった。次の週末、僕らは結婚するんだ。

●パーティから帰ろうとしたら、女の子が僕のジャケットに腰かけていた。なのでそれを伝えた。彼女がかわいかったのでデートに誘った。3年半付き合った。2日前に別れて、家に帰ってきたらPS4が粉々にされていた。自分がちゃんとジャケットを吊っていれば、僕のPS4は壊れていなかった。

●1963年のことだけど、とてもシャイな男の子の赤くなる顔が見たくて、ちょっと意地悪な気持ちで彼のイスのアーム部分に座った。今では8人の孫がいて、彼は今でも赤くなるのよ。