中世ヨーロッパの学生たちも教科書に落書きしていた…当時の本に描かれたユニークな絵
授業に退屈して教科書に落書きをした経験は、ほとんどの人が持っているかと思います。
歴史研究者のErik Kwakkel氏は、中世ヨーロッパの教科書にも、そうした落書きが残されていることを発見しています。
活版印刷が普及する前の、いたずら心と創造性に富んだ落書きをご覧ください。
1.
子供向けの道徳の本(古代ローマの詩人ユウェナリス著)に描かれた、15世紀の落書き。
骸骨の落書き。
今と落書きのセンスはそれほど変わらないかも。
2.
中世ヨーロッパ版スマイリーフェイス。14〜15世紀ごろの落書き。本が記されたのは13世紀。
3.
13世紀の法律の本に描かれた、足が4本の落書き。
(フランス・アミアン)
4.
先のとがった鼻を持つ顔、5段重ね。
(オランダ・ライデン大学)
5.
14世紀に描かれた落書き。
6.
Oの中に描かれた似顔絵。
7.
手書きによって写本をしていた時代は、余白に短い文章や落書きをすることで、ためし書きをしたのだろうとのことです。
(イギリス・オックスフォード大学ボドリアン図書館)
授業に退屈すると、つい落書きをしてしまうのは、どの時代や地域でも共通するようです。中世ヨーロッパの学生たちに親近感を覚えますね。
800-Year-Old Medieval Books Containing Fascinating Doodles
関連記事
Twitter
facebook
はてブ
コメント
この記事へのトラックバック
1. 中世ヨーロッパの学生たちも教科書に落書きしていた…当時の本に描かれたユニークな絵 [ 他力本願 ] 2015年01月13日 21:18
あんてなサイトにブックマークされました。