こんなところに街が隠れてた!ギリシャの島「モネンバシア」の世にも珍しい構造
ギリシャ南部に位置する島「モネンバシア」。
手前に小さな家が数軒ある以外は大きな岩山ばかりで、あまり人が住むには適しているようには見えません。
しかしこの島、4000人以上の住居スペースが存在している、まさに「隠れ里」になっているそうです。
いったいどんな構造なのかというと……。
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モネンバシアはギリシャ南部のエーゲ海に面した島。
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島へは半島から道路で直接渡ることができます。
でも、このアングルから見ても、そんなに住居があるようには見えませんね……。
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さらにぐるっと回っても……。
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あれ? どこにもなにもない。
と思ったら……。
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こんな所に街が!
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これでは、半島側からは見えないのも納得です。
ちなみに島の全長は1500m、標高199m。
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この一帯だけ住居がびっしり。
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街中はこんな風になっています。
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観光地なので、おしゃれなレストランも。
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おいしそうなエーゲ海料理。
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プールもあります。
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しかし、なんといっても海がすばらしいですね。
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島の上から半島側を見下ろしたところ。
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半島側から。
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海外掲示板には、ポケモンのトランセル(キャタピーの進化)に似てるという意見もありました。
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もう一つ注目されていたのは……
岩山の上にぽつんと1軒だけある……。
この豪邸!
古い教会のようですが、残念ながら廃墟となっているようです。
クロノトリガーのこのシーンを思い出したという意見もありました。
Chrono Trriger Music Video A.D.600 風の憧憬 - YouTube
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モネンバシアは、6世紀ごろにスラブ人によって追われたギリシャ系の人々が移り住み、城砦都市が建設されたそうです。
食事は漁、建材は岩山からと、自給自足が可能な恵まれた土地で、13世紀にはフランス軍の騎士によって攻められましたが、3年にもわたって攻撃に耐えたという歴史も残されています。
The Hidden Town of Monemvasia, Greece.