カナダ人「今日は職場まで『すべって』通勤しようと思う」←他の国ではありえない光景
通勤・通学の手段は、普通であれば徒歩か乗り物に乗るかのどちらかですが、とあるカナダ人が「今日は職場まで滑って行こう」と写真を投稿し、海外掲示板の話題をさらっていました。
いったいどんな状況なのかご覧ください。
ずっと向こうまで続く氷!
これは大きな河だそうですが、見事なスケートリンクと化しています。
確かにこの状況なら雪でごちゃついた道路よりも、ずっとスムーズに移動できそうですね。
氷の厚さが気になるところですが、さすがカナダだと海外掲示板も盛り上がっていました。
●(投稿者)これはカナダの首都オタワ、リドー運河だよ。
●本当に職場までスケートできるの? 本当ならすごいな。
↑オタワでは冬に運河を滑って職場まで行くのは割と一般的。自転車通勤の冬バージョンのみたいなものなんだ。
↑(投稿者)そうだよ。特に天気がいいときはね。大勢の人を見かけるよ。でも朝よりも仕事帰りのほうがたくさん見るね。
↑きっと朝から汗をかきたくないからだと思うよ。オフィスにシャワーはないからね。なのでスケート靴を持ってバスに乗ってるよ。
↑夢のような生活だね。運河でスケートだなんて嘘みたいだ。
↑(投稿者)ここでは多くの人がスケートしているよ。ここの運河はかなり長いんだ。オタワの南の方に住んでいる人は数kmの距離をスケートして通っている。自分は10分くらいかかる。
写真もある。
●自分たちの住んでるところじゃ、どこへでも……運転していけるよ。
●オタワ出身で、マイナス40度に耐えながら、そのスケート中は凍えていた自分からすると、この写真を見て震えたよ。ここで最高なところはココアとビーバーテイル(厚地クレープのようなもの)。
●アイスホッケーをしたことがないが、こういう写真を見るとプレイしたくなるよ。
●影から想像するに君は5mくらいの身長のはずだ。橋に頭をぶつけていないことを祈る。
↑(投稿者)しゃがんだから大丈夫。
●ああ、運河だ。わがホームタウン。スケートが恋しいよ。スケートリンク? そんなの役に立つものか。誰がいつまでも同じところをくるくる回ってスケートしてたいんだ。
カナダの人は、こうした天然のリンクでスケートをするのが当たり前とのことで、うらやましいと言う声がいっぱいでした。
たしかにそんな環境で育ったら、小さなスケートリンクに魅力を感じないのも頷けますね。
冬の時期、オタワの中央を流れるリドー運河は世界で最も長いスケートリンクへと変わる。2005年8月にはギネス世界記録に登録され、世界最長であることが公式に認められた。スケートリンクは 7.8 kmの長さがあり、カールトン大学にある閘門から国会議事堂とシャトーローリエの間にある閘門まで続く。これはオリンピック用ホッケーリンクの90個分に相当する。観光名所のひとつとなっており、毎年スケートをしに100万人以上の観光客が訪れ、地元住民は通勤用に利用している。
(リドー運河 - Wikipedia)