「抜けなくなった指輪を切断するツール、どんな構造か知ってる?」
指輪が抜けなくなるトラブルは時々起こりますが、石けんや油などを使っても外れない場合は、専門のツールで指輪を切断することになります。
実際にどんな構造をしているかご存知でしょうか。
海外掲示板で紹介されていた、リングカッターの写真と映像をご覧ください。
1.
横から見るとペンチのような形。片側(写真の下側)は指輪と指の隙間に差しこめるように先がとがっています。
2.
斜め上から見たところ。丸いカッターはノコギリ状になっていて、横に伸びた取っ手を回すことで指輪を切断する仕組み。
3.
真上から見たところ。缶切りに似てるかも?
実際に使用している映像。
Mom's Swollen finger - YouTube
指輪のトラブルは誰にでも起こりうるだけに、海外掲示板では多くの人が関心を示していました。
●救急で医学生が担当したときの話。
年配男性の指輪を切断していた医学生は「指輪が純金にしては堅すぎる」と伝えたそうだ。そのとき男性はちらっと妻のほうをうかがっていたそうだ。おそらくフェイクの金の結婚指輪を買っていて、それまでバレてなかったんじゃないかと想像する。
↑よかったじゃないか。それが本物の金なら指のほうを潰されていたかも。
↑幸運にも潰されたのは妻の心であった……。
↑長く夫婦をやっていれば、それくらい小さなことだろう。
↑小さなことが問題になったりするんだ。
●自分は10歳のときにおもちゃが指から抜けなくなったが、両親に翌日まで言わなかった。その時には指はひどく腫れあがっていて、もう抜くことは不可能だった。母親はおもちゃをハンマーで叩きつぶそうとしたが上手く行かなかった。病院へ行く途中に消防署があって母親がそこに寄ることにした。すると消防署にこのツールがあって、たった1分ほどで取ってくれた。自分としてはスリルがあって、指は助かったし消防車が見られたし、退屈しない良い日だった。
●きっと消防署としても、たまには救急が向こうからやってきてくれて、よかったんじゃないかな。
↑みんなへのアドバイス:病院の請求書を避けるために、消防署へ迎え!
↑明日病院で300ドル(約3万6千円)する超音波テストがあるんだが、代わりに消防署へ行くよ。
●父親は中学校で働いていたけど、指輪が取れなくなる女子が毎週のようにいたらしい。そのたびに消防署に連絡していたけど、数か月経って消防署がこのツールをくれたらしい。なかなか良いツールで、多分まだある。
●こういう専門ツールは好きだ。情報を共有してくれてありがとう。
●最初、指を切る道具かと思った。よく見るとこれはすごい。
↑自分も指輪のトラブルで紫色に腫れ、医者に診てもらうとしたときには、ソーセージのようになったことがある。電話でアドバイスをしてもらい、母親が「切断しなくちゃいけない」と言ったときは指のほうだと思って、胃がひっくり返るようなパニックに陥った。そのあとリングのほうだと知り、指輪を切断したら翌日は何もかも大丈夫だった。
●別のタイプもあった。
●宝石商として言うが、驚くほど多くの人が指を切断されると思うんだ。このツールを出したときの相手のリアクションを見るのは楽しいよ。
●このツールがタングステン(非常に硬い金属)の指輪にも効果があるか知りたい。妻と僕の結婚指輪はタングステン製なので、指を切断しなくちゃいけない気がする。
↑タングステンは非常に硬いが、そのかわりもろい。指輪を壊してくれると思うよ。多分指をなくさずに済むと思うね。
↑おそらく……。
●糸を巻きつけて外すリングトリック方法で抜けないものなのかな。リングを壊さずに済むし、速い方法だと思うのだが。
↑ほとんどのケースでそれが使えるが、不可能な場合もある。
↑その糸を使ったリングトリックの動画。
How To Remove Ring Stuck On Finger - YouTube
糸で指輪を外すテクニックもあるのですね。
消防署で切断してもらう選択肢もありますが、日本では切断機が備わっているかは市町村によって異なり、また材質によっては切断不可能なため、向かう前にあらかじめ電話で確認したほうがよいとのことです。
The tool we use in emergent situations to remove rings from fingers that are too swollen.
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