1000年前の仏像をCTスキャン→中のミイラ化した高僧が映し出される…海外の反応
こちらは現在ハンガリー・ブダペストの国立自然史博物館にあるという、11〜12世紀に作られた中国の仏像。
オランダ人研究者が医療で用いるCTスキャンで調べたところ、中にいる高僧のミイラが映し出されたそうです。
CTスキャンにかけられる仏像。
こちらがスキャンされた写真。
鮮明に中の人物が映し出されています。
およそ1100年前に亡くなった高僧だといい、即身仏ではなく死後に供養として造られた「加漆肉身像」ではないかとみられています。(加漆肉身像 - コトバンク)
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●疑問は、これを作られたときは彼が死んでいたのかってこと。
↑疑問は、彼は死んでいるのかってこと。
↑彼は死んでいるんじゃなく、深い瞑想中だ。
↑ノーだ。僧のコクーンなんだ。
↑きっとそれが彼の最終進化なんだ。
●他の瞑想する僧のミイラに関する投稿の内容が正しければ、瞑想する僧がそのポーズのまま亡くなってしまうことはよくあったそうで、そのまま乾燥させてミイラ化したそうだ。当時は瞑想の深い深い眠りと思われたらしく、間違いなく瞑想中に亡くなってから保管されたと思う。
●とにかく後生だからそれを開けるな。ホラー映画などではこういうところからモンスターがスタートするんだ。理由があって閉じられているんだ。
●シュレディンガーの僧侶。
●もともと中にミイラがあるとわかってCTスキャンをかけたそうだよ。
1000-year-old Chinese mummy gets CT scan in Amersfoort - NL Times
●隠れ場所としては最高だね。
↑12世紀もかかるかくれんぼなら世界チャンピオンだ。
唐代以降はよく作られたようですが、CTスキャンという現代の透過技術を組み合わせることで、1000年前とつながるのも不思議な気持ちになりますね。
2015年5月まではブダベストの自然史博物館で展示される予定だそうです。
CT Scan of 1,000-Year-Old Buddha Sculpture Reveals Mummified Monk Hidden Inside
売り上げランキング: 75,526