2015年03月10日 08:40

「住んでみたいあこがれの国はどこ? 逆にその国に住んでいる人は欠点があれば何ですか?」海外掲示板のやりとり

 

住んでみたい国
誰にでもあこがれの国や場所があるかと思いますが、実際に住んでみない事には、その土地の良し悪しはわかりにくいものです。

海外掲示板に、以下のような投稿がありました。
「住んでみたい場所はありますか? そしてそこに住んでいる人は、そこに住むべきではない理由があるとしたら何ですか?」

興味深いやりとりをご紹介します。

●ギリシャに住んでみたい。真っ青な地中海を見ながらね。昨今のギリシャは最低なのかな? それとも安いのかな?

↑家賃は安いよ。ただ給与も低い。仕事を得られたら島でがんばってみるといい。村や島の人々はとてもせんさく好きで、人の判断を下したがる。外国人にもね。
「あら、食事が気に入ったようだわ、きっとこんなおいしいものは食べたことがないのよ」
「スーパーでビーチサンダル履いてるなんて! きっとお風呂も入らずに不潔なのよ」
おもてなしと親切もやりすぎなほどだ。良い外面を取り繕うためにそうするが、去ったあとは悪口だ。

●自分はニュージーランド。少なくとも訪れてみたい。

↑オークランド人だが、オークランドに注目して書くと、アメリカに比べて教育と医療以外は何もかも値段が高い。オークランドやクライストチャーチの家の値段はクレイジーだ。
良いテーマパークがあり、国が若いので格式ある建物などはない。自然の風景はすばらしいが人が作ったものは少ない。丘が多いので自転車は大変。公共の交通網は限られている。空港に直行で行ける道路がないのでいったん都市部に入る。オゾン層が薄いのですぐに日焼けする。なので日焼け止めは必須。皮膚がんは多い。地震も多い。

↑どこからも遠い。核はなし。山が多い。汚染ゼロ。殺されるような動物がいない。人が優しくてフレンドリー。

●コスタリカ。

↑コスタリカ出身だけど、一般的にいいところだけど、どこに行くかによる。雨が多くて湿度が高い。道路が最悪で自然はすばらしい。場所によっては汚染がひどいが最悪ではない。

●自分はイースター島(チリ領)に住みたい。そこで隠居して、観光客を怖がらせるんだ。バンシー(大声で泣き叫んで家に死人が出ることを知らせる女の妖精)の声でね。

↑クリスマスはないよ。

↑幸運なことにクリスマス島ってのが存在する。

↑サンチアゴ(チリの首都)に住んでいるので答えると、基本的にイースター島からはたった1つの飛行機(目的地)しかない。それがサンチアゴだが、基本的に何でも値段が高い。それは島が本当に小さくて、どこからも遠いからだ。現地の人はいろいろ助けてくれるが、とても小さなコミュニティで閉鎖的なので、常に疎外感は感じるかもしれない。

●アイスランドに引っ越してみたい。

↑母親だらけだ。

↑美しい場所だが、自分の体験から言うと、かなり仕事の市場が限られる。場所のせいと人口密度が低いので何でも高い。人々はフレンドリーだが特に友人を探し求めているという風でもない。とにかく寒いことと、火山のせいで水が硫黄くさい。

●カリフォルニアの北部の森や山の近く。でもサンフランシスコやサクラメントを訪問できるくらいのところに住みたい。

↑天気のいいカリフォルニアのストックトンに住んでいるよ。きれいでサンフランシスコやサンタクルーズからも近い。欠点はたった30万人ほどの農業タウンで、失業率は20%。そしてガラの悪いギャングたちの問題。どこへ行くにも運転しなくちゃいけない。

●ハワイに住みたい。

↑生活費、家が非常に高い。アメリカではロサンゼルスに次いで2番目にひどい交通量。コントロール不能のホームレスの問題。賃金などは本国に比べて安い。アメリカ国内は無料配達と書かれているものでもハワイは含まれないことが多い。

●ドイツに住みたい。

↑書類を記入するのが好きだといいんだけど。

●オーストラリアは?

↑人生に価値を感じる?

●デンマークに住みたい。

↑ひとつ考えられるのは、極端に高い税金かな。私は気にしないけどね。その代わりにいろいろ見返りがあるからね。

●オランダに住みたいのは自分だけかな。

↑そんなことないよ。最近、過激派が毎日のようにニュースに出てる。

●自分は都会が好きなので、マンハッタンに住みたい。1年か2年くらい都会の生活をしてみたい。

↑この町はあなたを変えます。電車に乗って周りに注目すると、どうしてみんなが目の周りにくまがあるのか、どうしてみんな目を合わせないのかなどに悩むようになる。全ての音、エネルギー、動き、そして人々があなたに影響して、変えてしまう。

●フロリダに引っ越したい。ダメな理由なんてあるのだろうか。

↑年寄りにホームレス、観光客が非常に多い。年中暑くて、湿気が高い。蚊やその他の虫が多い。

●自分はドイツ出身だが、夢の国はシンガポールだ。とても安全そうで、きれいで近代的で、人々も規律を守る。行ったことはないが、昔の彼女がシンガポール人だった。聞いたところ良さそうだった。

↑シンガポールに4年住んだ。すばらしいところではあるが、いくつか欠点もあった。
・ガムが違法。
・シンガポールの法律は極端に厳しい。ゴミを捨てただけで、数万円の罰則金を払った友人がいる。
・中国人とマレー人の間に差別がある。
・成金が多い。6人に1人が大金持ちで、その子供たちが親のお金を見せびらかす。

●アイルランド。

↑一番イヤなのは天気かな。(晴れの日が少ない)

●カナダ

↑とにかく寒い。税金が高い。首相が悪い。ネットがアメリカより遅い。

●スコットランドに住みたい。

↑風が強い。そしてずっと雨が降っている。

●スイスかノルウェーかスウェーデンに住みたい。

↑スイスについて答えると、
・とにかくすべてが高い。食費で家計が圧迫される。
・どこでも閉店が早い。5時に銀行が閉まり、6時に小売店が閉まり、7時にはスーパーが閉まる。
・スイス人は知らない人と仲良くしようとはあまりしない。

●火星に住みたい。

↑赤い土が多すぎる。まだ開発途中である。食べ物が成長しないので食糧不足。

●日本、出来れば北海道か東京。

↑全員にあてはまるわけじゃないが、いくつか……
・仕事時間が最悪。人生の時間よりもっと働く心構えがいる。
・地域の住民に完全には入り込めない。必ず何らかの偏見を持たれる。何年も住んで日本語を話すようになってもだ。
・差別主義がかなり横行している。悪気のない場合もあるが、深く文化に根付いている。特に韓国人と中国人に対しては。
・何でもかんでも日本人は例外だという強い観念がある。いろいろなことが日本独自のやり方でなされ、それに疑問を抱かない。「それが日本のやり方だ」で済まされる。根底に「日本人じゃないから、あなたにはわからない」というところに行きつくようだ。


どんなところにも長所があれば短所もあるものですが、実際に住んでいる人々の意見を前もって聞けると、心の準備ができますね。

感じ方や相性などは人それぞれ異なりますが、参考にはなりそうです。


where do you want to live?

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