中国企業が6400人の従業員を連れてフランスに社員旅行、総額44億円…海外の反応
中国の億万長者であるティエンズの社長の李 金元氏が、なんと従業員6400人を社員旅行でフランスのリゾート地に連れていったことが話題になっています。
この豪快な社員旅行に、海外掲示板にはさまざまな意見が寄せられていました。
李 金元氏は1万2000人ほどいる労働者の半分以上に当たる、6400人の従業員にパリやニースなどへの4日間の旅行に招待しました。
その総額は3300万ユーロ(約44億円)と見積もられています。
李氏はパリの140のホテルを予約し、ルーブル美術館やエッフェル塔などへの観光ツアーを企画し、さらにTGBの7600席を予約し、コートダジュールへ移動。
従業員よりも数が多いのは、現地でも案内などのための従業員を雇ったことによるもの。
モナコやカンヌでは4〜5つ星クラスのホテル4760室を予約し、旅行全体の合計では4日間で3万室を予約したそうです。
ティエンズはバイオテクノロジー産業を基幹とする企業で、この旅行はフランスの地方とティエンズの付き合いの20周年記念の一環でもあったそうですが、この大盤振る舞いに海外でも大騒ぎとなっていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●自分はフランスの(ニースから)数分くらいのところに住んでいて、昨日だったんだがそれはすごいことになっていた。ニュースでは160台のバスとあったが、そのバスには警察のエスコートなどがついて動いていた。驚くことにここニースやコートダジュールでは観光客慣れしてるせいかうまく扱っていたよ。
↑160台のバス!!少なくとも地域の経済の景気づけになるな。
↑3300万ユーロだぞ。
●提供する側の段取りを考えると悪夢だな。
↑きっとそのためにも、ちゃんと雇っているだろう。
↑「君を雇うから5000室を予約してくれ、そうだ5001室だ。君も行くからな。」
●これはいい社長だな。
↑彼はわざわざアメリカのジープでアメリカの旗をかかげて走行したほどだ、アメリカ人を喜ばせていたよ。中国は激しいし、それを隠しもしないが、人間らしさも見せる。すごい金額を経済にもたらしたことは確か。良い社長というだけでなくパリにとっては良いビジネスマンだ。
↑自分はイエローストーンを姪といっしょにヒッチハイクしていたことがあるんだが、巨大な観光バスが止まり、最初はバスのトラブルかなと思ったのだが、中から中国女性が出てきて、くだけた英語で、上海から観光しているのだけど乗っていかないかと提案してきた。ただしみんなと一緒にカラオケを歌うというのが条件だった。
それから彼らはクレイジーな中国のお菓子をくれて、それを食べる私らを見て彼らは大笑いをしていた。楽しかったよ。
●ちょっとステレオタイプの意見だが、誰かドキュメンタリーを作って欲しい。最も無礼な観光客として有名な国が、最も無礼なおもてなしと言われる国との相互作用。これは絶対におもしろい。
↑中国に住むフランス人だが、自分なら見る。
↑世界中が見るよ。もしかしたらフランス人はアメリカ人を嫌うほど中国人を嫌ってないのかもしれない。
↑>無礼なおもてなし
日本人は特にこのパリ症候群というのにかかりやすいらしい。理想とあまりに違うパリの様子に適応障害を起こすらしい。パリの日本人大使館は日本人観光客のために24時間ヘルプラインがあるよ。
(パリ症候群 - Wikipedia)
●これをきっかけとして、高層ビルを競って建てるのではなく、従業員にどれくらい素晴らしい思いをさせるかを競い合ってほしいな。
●とても良い行いと思うが、従業員としては現金のほうがうれしいな。
↑海外旅行に連れていくほど気前がいいなら、ボーナスを出していても驚かないね。
↑きっと大型契約なので安くしてもらえるんだよ。
●ちょっと、どこに履歴書を送ったらいい?
●一度に行ったことに驚きだ。いくつかに分けたほうが良いことはない?
↑6400人が一度に行くから良いPRなんだよ。
●同時に旅行していた他の観光客はうれしくないな。
↑まるで中国に観光に来たようなもんだろ。
素晴らしい行為だと絶賛の声が多くみられましたが、いろんなレベルでスケールの大きな振る舞いに驚いていたようです。
世界中でニュースになったことを思うと、会社のPRとしても上手なやり方と言えそうですね。
Chinese billionaire Li Jinyuan takes 6,400 staff on holiday to France.
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