大富豪が賭けで負けるとこうなる…ヴァージングループ会長がスチュワーデスの制服を着て働くことに
お友達同士でついついおバカな賭けをしてしまうように、大富豪クラスでも、そうした勝負事をすることがあるようです。
ヴァージン・アトランティック航空(ヴァージン・グループ)の創設者で会長のリチャード・ブランソン氏が、エアアジアのトニー・フェルナンデス氏と賭けをしたそうです。
賭けをしたのは2010年で、アブダビで開催されたF1でどちらのチームが勝つかというもので、負けたほうは勝ったほうの航空会社のスチュワーデス(女性客室乗務員)の制服を着て、1日勤務をするというものでした。
その結果、リチャード・ブランソン氏が負けたのですが……
(Richard Branson turns stewardess)
なんという姿!
大富豪であろうと賭けは賭け、負けは負けです。
F1のアブダビGPに参戦したリチャード・ブランソン氏のヴァージン・レーシングが、フェルナンデス氏代表のロータス・レーシングに無残にも負けてしまったとのことです。
しかもこれを言いだしたのがブランソン氏ということで、当然あとには引けません。
2013年5月12日のオーストラリア発マレーシア行きの飛行機に搭乗し、キャビン・アテンダントとして丸一日勤務する羽目になったそうです。
このエピソードがおもしろいと、海外掲示板でも盛り上がっておりました。
●他のスチュワーデスたちと。
●なお、どっちが勝つかというよりは、どっちが相手よりましかという勝負で、両チームはビリ争いをしていた。
●そのときの様子の動画。
Sir Richard Branson dresses as an air hostess after losing bet with AirAsia chief - YouTube
Sir Richard Branson - Coffee, Tea or Me [Part 2] - YouTube
●ビリオネアが友達のビリオネアと馬鹿げた賭けくらいできなければ、ビリオネアでいる価値はないだろ。
●他人の人生を賭けるとかね:「大逆転」(ビリオネアが2人の人生を交換してどうなるかを賭けたのを描いた映画)
↑それは1ドルの賭けだったな。
●ブランソン、それは美。
↑しかし彼は楽しそうだな。
↑一応、彼はイギリス人だから。(ユーモア好きの国民性)
●普通のビリオネアのようにマネーファイトしてくれないのかよ。
●マネーファイトとは。
●オレだって友達と同じことをするさ。ただオレは航空会社を持ってないだけだ。
↑友達もな……。
●「コーヒーですか、紅茶ですか、私ですか」
●ちょっと変だが、彼は他のビリオネアより好感が持てる。金持ちになるならリチャード・ブランソンみたいな金持ちになりたい。プライベート・アイランドを持って、裸のモデルとウォーター・スキーを楽しんで、他のビリオネアの友達とクレイジーな賭けをするなんて。
なかなかサービスは良かったそうですが、フェルナンド氏はこの後、「すぐにブランソン氏を解雇する」と、冗談交じりにコメントしたそうです。
また、この時に得た利益はチャリティに寄付したそうです。
気球で太平洋横断をするなど、大胆な冒険をするタイプとして知られるブランソン氏ですが、こういうタイプのビリオネアが増えるとおもしろいですね。
Sir Richard Branson once lost a bet with Air Asia CEO Tony Fernandes.
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