「夫が大物を釣ったので記念写真を撮った。次の瞬間、彼の姿はなかった…」そのときの証拠写真
釣り人にとって、大物が釣れたら記念の写真を撮りたくなるものです。
ある男性が大きなヒラマサを釣り上げ、同船していた妻に写真を撮ってもらうことにしました。
「はいチーズ!」 カシャッ!
ところが顔を上げると、そこに夫の姿はなかったのです。
これがその証拠写真。
妻によって撮影された、消える直前の夫の瞬間。
大きなヒラマサを持った夫が、笑顔を向けてシャッターチャンスと思ったら、チャンスはそこだけではなかったようです。
この後どうなったのか、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●同じく過去に魚を盗まれたときにも、同じ鳥が背景にいた。これは何かの陰謀だな。
(その時のアニメgif)
●クレイジーなのはその2つの違いは、噛み切られようとしているかどうかだ。
↑アシカに噛まれるのは結構命にかかわる?
↑これを見ればわかる。
(アニメgif)
↑鳥はどう見ても共犯。
●ペリカン。
↑実際にアシカは鳥を観察しているかもしれない。これは他の動物でも見られる。ライオンとハゲタカとかね。
●このときの詳しい記述
「妻は見なかったが、ちょうどそのときアシカが7フィート(約2m)も跳んで、魚を取ろうとして僕の左手をつかんだ。アシカは犬に似た歯をしているので、そのまま頭から引っ張られて水の中に。痛みを感じる直前にアシカがちらっと視界の端に見えた。大きくてそれは力強かった。
そのまま水中に25〜30フィート(約9m)底へ引っ張られた。水の中を驚くほど速く進んだ。そのまま5,6回振り回され、このまま死ぬかもと思った。そのときサバイバル・モードに入り、手を自由にしようともがいていた。アシカがようやく放したので、水面へ出ようと慌てて水を蹴っていた。するとアシカは戻ってきて、僕の足首を噛んだ。
自分はフリーダイビングをした経験があるので助かった。水中に戻ったときに口を開けなかった。もしそうしていたら海水が口から肺へ入り、岩のように体は沈んで水圧が僕の鼓膜をやぶったろう。しかし水圧を公平に保つために飲み込んでいた。海面に上がったときには妻が僕の名前を叫んでいた。
時間にして25秒くらいの出来事だが、船のはしごを上って、横たわった。呼吸をするたびに苦しかった。
手には大きな穴が開いていて血が噴き出ていた。」
(Experience: I was nearly drowned by a sea lion | Life and style)
↑なんてこった。自分なら100%死んでいた。
↑自分なら、生き延びたら100%アシカ狩りをする。
↑なんて怖いストーリーなんだ。
↑それにアシカはなんていじわるなんだ、すでに魚を取り上げたのにそれで十分じゃないのか。
↑本気でアシカが怖くなった。
●記述のここで笑ってしまった。
「病院では、みんなが大勢入ってきた。僕の看病のためではなく、写真を見るためだった」
写真を見た限りではユーモラスですが、何とも恐ろしい命がけの展開が待ち受けていたようです。
ちなみにアシカのアゴはこんな感じ。
水族館でのイメージから親しみを覚えますが、英語で“sea lion”(海のライオン)と言うだけあって、野生のアシカは甘く見てはいけないようです。
船の上にいてもジャンプして襲われるとは、油断なりませんね。
'My wife wanted to take a picture of me with a yellowtail.