「え!? サハラ砂漠ではサボテンは1本も育たないの?」…海外の反応
サボテンと聞くと、多くの人は「トゲトゲがあり、乾燥した砂漠で、最低限の水で育つ」といったイメージを持っているのではないでしょうか。
砂漠に行けばサボテンがあると思われがちなのですが、実はサハラ砂漠には1本もサボテンが育ったことはないそうです。
サボテン類の原産地は、アメリカ大陸とその周辺地域。
(Cactus - Wikipedia)
乾燥地で育つ種が多いので、砂漠なら世界のどこでも育っているように勘違いされがちです。
しかし、南極大陸に次ぐ面積を誇る、アフリカのサハラ砂漠では1本もサボテンは育ったことはないのです。
ではアフリカの砂漠にはどんな植物が育っているのでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●サボテンはアメリカ原産で進化していった植物だが、アフリカにも似たような植物がが育っている。それらは「ユーフォルビア」と呼ばれているが、サボテンに似たものが結構ある。
(トウダイグサ属 - Wikipedia)
↑なるほどそれが理由で、アメリカ大陸以外でもサボテンを見たと思うんだな。
●このタイプなら、いろいろな場所に生息しているよ。もともと輸入されたものだが、サハラや他の砂漠でも繁殖していった。地中海周辺にも植えられ、今では侵略的な外来種とみなされている。
(Opuntia ficus-indica - Wikipedia)
↑オーストラリアにもあるよ。
↑ちょうどサボテンは、サハラで繁殖できるのかを聞こうとしていた。
●自分はまずそんなこと想像もしなかったが、それは自分だけ? サボテンがエジプトにあるとか思ったことはないよ。
↑自分は砂漠を想像した。とにかく砂のあるところに育っているとね。
●アリゾナ州からだが、我々はそのことを知っている。サボテンの原産地に住むプライドとして、小さいうちから教えられるんだ。
●え? 幼稚園のときに描いたピラミッドとサボテンの絵は間違っていたの?
↑(投稿者)そうだよ、まちがいだよ。それから、もしラクダに2つのこぶをつけて描いていたら、それもまちがいだよ。
↑専門的にいうとラクダのこぶは2つと決まっていて、1つのものは多くの国で違う名前がついている(日本語ではヒトコブラクダ)。
●そう言われると、サハラの写真でサボテンを見たことがないな。今理由がわかった。
↑もうサハラに植えてくれ。
サハラ砂漠は、風によって砂に埋没しやすいことから、サボテンが育つのは難しいという理由もあるそうです。
なかなか面白い事実ですね。
TIL not a single cactus grows in the Sahara, as cacti are native only to the Americas.