2015年06月12日 19:08

カラオケで高得点を出すのが難しい「君が代」を10点以上引き上げた方法

 


最近のカラオケって、採点がすごく精密でシビアですよね。

先日、一度でいいから100点を取ってみたいと思い、簡単そうな「君が代」に挑戦したのですが、意外や意外、逆に他のどんな曲よりも、全然点数が出ないんです。

そこであまりにも悔しかったので、どうやったら高い点数が出るのか、歌い方を変えながら試行錯誤してみたところ…ちょっとしたコツらしきものを見つけました。

シンプル過ぎて逆に難しい「君が代」


最近のカラオケの採点は、大きい声を出せばよかった昔の採点と違い、音程や抑揚、しゃくりやビブラートといったテクニックまで判定するようになり、かなり精密な採点ができるようになりました。

最近ではテレビなどでもよくやってますし、家庭用ゲーム機でも楽しめるようになり、かなり身近に感じますよね。

ちなみにこれはWiiUのカラオケですが、私の場合は車に積み、移動中のエンターテイメント&眠気覚ましとして、よく楽しんでいます。

高速道路だと騒音もそんなに迷惑にならないですしね。


で、点数も伸び悩んでレパートリーもマンネリ化してきたある日、 「そうだ、君が代なら短いしシンプルだし、高得点が出せるんじゃね?」 なんて安易な考えから歌ってみたのですが… これが全然高得点が出ないんですよ。


ちなみに私の普段の点数は、十八番(オハコ)的な曲だと 大体90点前後。

なおラインナップは場の空気を無視したナルシスティックな曲ばかりですが、特にカラオケに付き合ってくれる仲間もいないので問題ありません。

自己評価としては、スナックでお姉さんに「オニイサン、ウマイネー」などとおだてられ、上機嫌のスキをついて1杯奢らされるくらいのレベルではないかと自負しております。

ちなみに一人なのに16800円も取られたのは今だにトラウマです。


話が少し逸れましたが、君が代に関しては どうやっても90点台に辿りつけないんです。

何かの間違いかもしれないと思って何度か歌ってみましたが、まるで届く気配なし。


そこで車載用に構築していたWiiUを編集部に持ち込み、90点を超えるまでひたすら挑戦してみました。

検証1:たくさん歌えばもしかして…数撃ちゃ当たる作戦


そこでまずは、ひたすら数をこなしてみました。

これには一応考えがあって、私の喉のコンディションは歌ってる時間や疲れ具合でかなりバラつきが出るので、もし喉が絶好調のタイミングで歌えれば、あわよくば90点を超えられるのではないかという企みです。


しかし、20回ほど歌ってみたものの、ベストスコアは85.6点。

闇雲に歌ってもどうにもならないようで、86点のあたりに見えない厚い壁が立ちはだかっているようです。

ちなみに君が代はロングブレスが多く、 連続で歌っていると酸欠でひどい頭痛がしてくる ことを初めて知りました。

作戦2:気分はプロシンガー!歌うポーズを変えてみる

そこでちょっと趣向を変えて、歌うポーズを変えてみました。

よく歌手はいろいろなポーズを取りますが、もしかしたらポーズによってはより良い発声ができるのかもしれません。


そこでまずは微妙なボカシで失礼しつつ、天を仰ぐポーズ。やってみると発声はしやすいものの、逆に息の通りが速くなるので、マッハで息切れします。

ちなみに私の姿を見て何か言いたくなったとしても、グッと心のなかにしまっておいて下さい。リバウンドしたばかりの本人が大変傷つきます。

ついでに写真をよく見るとパンツが出ていました。何なのこの醜態。


ふんぞり返って足を組む、ディレクターのポーズ。これは脱力して音程が揺らぎやすく、全然ダメでした。

またこの姿を見て、我ながら 「お前は何様のつもりだ」 と感じるくらいなので、恐らく人前でやるとかなり心象が悪いでしょう。


片足をテーブルに乗せて、ヒムロックのポーズ。

ちょっと足が短…いやテーブルが高すぎるせいで股が裂けそうで辛いですが、テンションは最高潮です。


マイクスタンドを立てて、永ちゃんのポーズ(のつもり)。

歌いやすさはこれがダントツでした。

立って背筋を伸ばしてやや上向きに歌うと、声がよく出るようです。


…がしかし、どんなポーズをとっても結果にはつながらず。


ついでにボックスステップを踏みながら歌ってみたりもしましたが、やはり点数にはなんの影響もなく、後で見ると 醜いアシカショーでも見ているような悲しい気分になっただけ でした。

なお、ジムやエクササイズ系のオファーは絶賛受付中です。

作戦3:音程をジャストミートさせてみる


ところで今までのスコアを見てみると、「主旋律」が微妙に低いんですよね。つまり、音程がピッタリ合っていないということです。

伸びしろっぽいですよね、ここ。


そこでオルゴールになったつもりで抑揚を殺し、できるだけ音階に忠実にフラットに歌ってみました。…と言ってもそれは簡単なことではなく、7回くらいリトライ。

ところで一人で黙々と歌っている間、ヒトカラって ボウリング場で一人マイボールを投げてる人と似てる ことに気づきました。どうでもいいですけど。


さて、主旋律をMAXにした結果は…ええー、 全然点数が増えてない。

音程はさほど重要ではないのでしょうか?今までの努力を返して欲しいです。

ちなみになめらかさにも挑んでみましたが、聞き返してみると、 とても生理的に受け付けないネットリとした歌声に。 我ながらよくぞここまでおぞましい声を出せるものだと逆に感心しつつ、2秒でファイルを抹消しました。

作戦4:しゃくり倒してみる


そこで残るはテクニックの攻略に。

スコアを見ると、どうやら私の歌い方は ビブラートもしゃくりも少なく 、技術力に欠けているようです。

つまり平たく言うと、 機械的で感情がこもってない ってことです。

だって君が代の歌詞って難しいし、感情もへったくれもありません。

ちなみにググってみたら、 お前らずっとフォーエバーだぜ みたいな意味でした。多分。


そこでまずはしゃくりの回数を稼いでみることにしました。

しゃくりというのは、本来の音程に遅れてついていく歌い方、いわゆる「溜め」です。そこでワンテンポ遅らせることを意識しながら歌ってみました。


その結果がこちら。

しゃくりを16回も稼いだのに、テクニックは1目盛りしか増えない上に、点数も伸びず。 どうなってんだこれ…。

しかも ワンテンポ遅らせて歌ってるのに、タイミングがバッチリ とか、意味がさっぱりわかりません。

さらに聞き返してみると、この歌い方は マイクを取り上げたい衝動にかられた、かつての上司のウザい歌い方そのものでした。 なんでだ。

作戦5:全力でビブラートをかける

こうなると最後のテクニック、ビブラートに挑戦するよりありません。


ビブラートとは、音程を上下に細かく揺らす歌い方。よくわからない人は、中森明菜やGacktの歌を思い浮かべると、大体そんな感じです。

一応わたしもやってるつもりではいるんですけど、 この程度の揺れではビブラートとして認めてもらえないんですよ。

自分の耳では揺れて聞こえるのに。何様なのか、WiiカラオケU。


そこで歌が不自然になるのは諦めて、オーバーにわざと音程を揺らしながら歌ってみました。すると… 波形は不均等だけど、揺れてる揺れてる!

ちなみに画面の上部に水色の小さな点がぽつぽつ出ていますが、これがビブラートと判定された場所。こんなに出たのは初めてです。


そしてその結果は… うおおお惜しい、89点!

いきなりここまで伸びたところを見ると、どうやら方向性は正しい様子。ビブラート判定は初の2ケタです。

主旋律もタイミングも下がってるのに点数が上がっていることにいまいち納得がいきません が、そういうものと割り切るしかないようです。


そこで今度は 体を上下に揺らし、ヘッドバンギングのつもりで頭を上下に小刻みに揺らし、大きくビブラート! おお、めちゃ音程が揺れてる!

でも耳にはとうてい許容できない自分の狂った声が響くジレンマ。

ちなみにその様子をお見せしようと思ったのですが、映像を見たところあまりにもキチガイじみててキモかったので、お蔵入りにしたことをお許し下さい。

さてその結果は…


どーん、 92.041点!キター!! ビブラートも19回!

高い点数を出すためには、音程よりもタイミングよりも、とにかく声を揺らしまくることが重要なようです。

なのでスコアを上げたいときは、 とにかく狂ったように喉と体と頭を揺らしまくりましょう。

ただし点数と引き換えに仲間や威厳は失うかもしれませんが自己責任で。

 

この結論に至るまでに歌うこと、40回以上。

ロングトーンの酸欠で苦しみながら、いいところでからむタンに辟易しながら、そして途中で飲んだメッツコーラのゲップに悩まされつつも(飲むなよ)、頑張った甲斐がありました。

こんなに君が代を歌ったのは、後にも先にも今日だけにしたいです。

92点を達成した歌は、本当に上手いのか?

さて、ではWiiカラオケUが92点という高い点数で評価してくれた歌いっぷりは、人間の耳で聞いても上手くなっているのでしょうか。

という訳で、本日最高得点の歌いっぷりをお聞き下さい。


どうでしょうか。

ヨレヨレな声に加えて変なところで息が切れたり 、「むすまで」のタイミングを間違え 「むすすまで」 になっていたりと、 40回以上歌っててそれかよ 的なツッコミはさておき、どうなんでしょう。

正直なところ、自分の声だと違和感が先に立ってよくわかりません。

というかここまでさらっと書いてきましたが、自分の歌声を自分で聞くのは、言いようのない恥ずかしさで悶え狂いそうです。

 

では最後に、比較として80点台前半だった歌いっぶりをどうぞ。


…あれ。

 

なんか…こっちの方がまだマシなような…。

 


ちなみに全国採点にも挑戦したのですが、1位は雲の上どころか宇宙の彼方でした。

 

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