「銀座ママの “枕営業”は不倫ではない判決」海外の反応は…日本とは注目ポイントが違う
夫が銀座のクラブのママと7年も関係を持ち続けたことで、妻がクラブのママに対し慰謝料を請求していた裁判がありました。
(参照:銀座のクラブママが夫に「枕営業」 妻の賠償請求を棄却)
「判決で始関(しせき)正光裁判官は売春を例に挙げ、売春婦が対価を得て妻のある客と性交渉しても、客の求めに商売として応じたにすぎないと指摘。「何ら結婚生活の平和を害するものでなく、妻が不快に感じても不法行為にはならない」
いわゆる「枕営業」は不倫にはあたらない、という東京地裁の判決内容が物議を醸しましたが、この判決が海外掲示板でも話題を呼んでいました。
海外の人たちは、どう見ているのかご紹介します。
●そうだ。それは肉体のセラピーを受けているにすぎないってことだろう。
●実際にアンケート調査を見たが、日本人は客が支払っていて、人に知られていなければ問題ないと考えるようだ。感情が入っていないならセーフという考え方だ。
↑なんてこった、日本はなんて進んでいるんだ。
●ほとんどの欧米人は(この裁判長と)同じように考えているんじゃないかな。少なくとも自分もそうだ。
↑妻はそうは考えないだろ。離婚と弁護士の準備をはじめる。
●裁判官「それで、あなたは彼と肉体関係がありましたか?」
女性被告人「はい、でも彼への支払いはしました」
裁判官「いったい何で支払ったのですか」
女性被告人「体でです」
↑「わかったよ。領収書が欲しい」
●「婚姻共同生活の平和を破壊するものではない……」
それは間違いなく変な見方である……。
↑裁判官はホステスの仕事に、慰謝料を課したくはなかったんだろうと思う。
↑それはまたおかしな法律だな。浮気をしないようにするのは部外者の責任ではない。
●これは妻が夫の浮気相手に慰謝料を求めたんだ。裁判所があきらめろと言うのは当然。
●みんなが全体像をわかっていないようなので説明すると、これは妻が相手の女性に慰謝料を払わせられるかどうかの裁判なんだ。
基本的に日本では浮気した配偶者の相手に、精神的苦痛などを理由に慰謝料を求めることができる。まずそこが非常にばかげているというのはみんなも賛同すると思うが、この裁判官は、「これはビジネスのやりとりがあったので、売春婦を精神的苦痛で訴えたりできない」と言っているわけだ。
↑日本はこの手の小さなビジネスが、経済にとってどれくらい重要かがわかってるんだ。
↑記事を読んだが、そのへんがあいまいでよくわからなかった。
↑その説明を受けるまで、夫が訴えられているのだとばかり思っていた。興味深いのは、「この性交渉はビジネスなので結婚生活の平和を害することはない」と言うところ。間違いなく結婚生活を害すると思う。ただしそれはホステスの責任ではない。
●「妻が売春婦に慰謝料を求められないと裁判官が判決」というタイトルにすべき。ただし不倫は不倫である。
●対価を支払わない肉体関係なんてものはない。
●これって夫が一番ハッピーエンディングじゃないのか。
欧米ではパートナーの浮気相手に慰謝料を請求することがほとんどない(出来ない)ので、妻が夫ではなく相手の女性を訴えたことを理解できずに混乱する人が目立っていました。
浮気したパートナーより、パートナーを盗った相手に矛先が向かいがちなのは、日本的な考え方なのかもしれません。
Extramarital sex isn't adultery so long as you've paid for it, Japanese court rules