「さらに加速する格差…2019年までにミリオネアが世界の半分の資産を占める」海外の反応
裕福な人はより裕福に、貧困な人はさらに貧困にと、格差が世界中で広がりつつあります。
では、どのくらい差が開いているのでしょうか。
新しい調査によると、2019年までにはミリオネアたちの占める資産は、世界の個人資産の半分近くに及ぶことが予測されているのです。
(ミリオネア=資産100万ドル・約1億2000万円以上の大富豪)
Millionaires control 41% of world's wealth
2014年のミリオネアたちの個人資産は2013年の40%から41%に増え、2019年にはそれが46%に到達すると見積もられています。
世界的に見ると、ミリオネアの数が一番多いのがアメリカで、中国、日本とそれに続きます。
2位の中国は前年度に比べてミリオネアの数が大幅に増え、243万人から361万人へと49%も新しく誕生しました。
日本は107万から113万人で、同じく前年度から4.7%の増加。
5位のスイスはミリオネア人口密度の最も高いところで、国民の13.5%がミリオネアという状態です。
さらにスーパーリッチと呼ばれるビリオネアたちの資産の膨れ方は、ミリオネアのさらに先を行き、2019年までに世界的に19%も増えると予測されています。
(ビリオネア=資産10億ドル・約1200億円以上の超大富豪)
この格差はいったいどこまで広がり続けるのかわかりませんが、海外掲示板にはいろいろな意見が寄せられてていました。
●ミリオネアが半分を占めるが、ビリオネアがその中のもう半分を占めるんだ。
●いつか学生ローンを全部返して、ドルネリアになりたい。
(ドルネリア=資産1ドル・約120円以上の庶民)
●ミリオネアの数は増えるべきで、インフレが進むことでミリオネアの意味が小さくなる。
↑昔と違い、100万ドルを持っていることは、それほど大きなことではなくなってきた。
●記事でミリオネア家庭を見ると、アメリカでは700万戸だ。全体で1億2300万戸あるので、ミリオネアの家庭の割合は5.7%ということになる。0.1%とかではなく割と大きい。5.7%が41%の資産を占めるのはそれほどクレイジーでもない。
●ほとんどの資産は現金より、土地や株や年金などであると想像。
●そして完全に破産している人は、ほとんど占めている資産はない。それが資産のまわりかただろう。
●裕福層に対する憎悪も意味がよくわからないよ。有名人などはメディアで崇拝され、ビジネスオーナーなどは憎悪されている。ただの裕福者は最低だ、ところがジェイ=Zやビヨンセは憧れの対象なんだ。
●1929年(世界大恐慌)以来、不平等の度合いが最高レベルに達していて、歴史を見ればいかにクレイジーで、なぜそれが悪いのかがわかる。
●裕福層が富を占めるときに、どうやってお金を稼げばいいんだろう。
以前から格差社会が進んでいると言われていますが、止まる気配はないようです。
いったい格差はどこまで広がっていくのでしょうね。