2015年06月27日 09:00

覚えておきたい、夏の嬉しすぎるおもてなし…京都福寿園の茶匠が教えてくれた、絶品『冷抹茶』の作り方

 


冷たいお茶と言えば、イマドキの多くの人が思い浮かべるのは、コンビニやスーパーに並ぶ、ペットボトルのお茶ではないでしょうか。私もそうでした。

ところが先日、取材で京都福寿園の茶匠にお会いする機会があり、茶匠おすすめの『冷抹茶』をご馳走になったところ…おお、なんだこの未体験の味わいは…!

そこで、ちょっと値は張るけれど、簡単で美味しい冷抹茶の作り方を教わってきました。

材料


冷抹茶の材料は、 抹茶 。これだけです。

抹茶は品質の良い一番茶を、丁寧に石臼挽きにしたものが理想的。ちなみに高級な抹茶は、ほとんどが石臼挽きだそうです。

作り方


まずは、茶さじで茶碗に抹茶を1杯半ほど入れます。


そこに、水をごく少量入れたら…


茶筅(ちゃせん)でよく混ぜます。

抹茶がダマになるのを防ぐために、最初にお湯で混ぜる作り方もあるそうですが、最初に少量の水で丁寧に混ぜれば、ダマにならずに熱による風味の変化も防げるそうです。


よく混ざったら、60ccほどの水を足して…


さらに茶筅で丁寧にじっくりと泡立てます。およそ20秒ほど。


このくらい泡立ったらOKです。


最後に素早く氷を入れたら、できあがり。

涼やかで濃厚な抹茶の色合いが、なんとも美味しそう…!

口の中がキリッと引き締まる、初めての味わい


「どうぞ、飲んでみて下さい」

…と勧めてくれたのは、あの 伊右衛門を手がける京都福寿園の茶匠、谷口良三氏。

そんな、ろくに作法も知らない私ごときに…身に余る光栄ですっ!


緊張しつつ飲んでみると…その味たるや、今まで知っていた抹茶とは別物。

味わい深い濃厚な抹茶の風味でありながら、ほのかに甘く、そしてほとんど渋みを感じさせない、抜群にキレのいい後口。一切熱を加えないと、こんなにもスッキリとした味わいになるんですね…。

この日は梅雨明け30度超えの沖縄で汗だくでしたが、飲んだ途端にスッと汗が引くよう。真夏の来客にお出ししたら、とても喜ばれそうです。


谷口氏によると、この冷抹茶は茶道にはないもので、ごく最近できた楽しみ方とのこと。

お茶の苦渋み成分であるカテキンやカフェインは、熱を加える事で溶け出すのだそう。なので 一切熱を加えずに作ることで、苦味や渋味を抑えたスッキリとした味わい になるんだそうです。

IMG_8865
ちなみに抹茶を水で抽出する手法は、夏の伊右衛門にも使われているそうです。

さすがに高級抹茶100%の冷抹茶とはまた違いますが、これはこれでスッキリしてて美味しかったですよ。


暑い季節に嬉しい、キリッと引き締まる冷抹茶。

ちょっと一手間かけて、夏ならではの贅沢な味わいを、ぜひお試しあれ!

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