「今どきの子供たちに『初代ゲームボーイ』を見せてみた…」時代を感じるリアクション&海外の反応
早いもので、初代ゲームボーイが発売されてから26年が経ちました(1989年4月21日発売)。それはつまり、触ったことはおろか見たこともない世代が増えているということを意味します。
では今の子供たちに初代ゲームボーイを渡したら、どんなリアクションをするのでしょうか。
海外掲示板の反応とあわせてご紹介します。
左「待って、これ見たことある、iPhoneケースにあったよ!」
右「大きな電話を持ってる感じがするわ、ハロー」
左「攻撃してくるのかと思った」
右「これってMP3プレイヤー?」
左「ちょっと待てよ……電源を入れてアプリを手に入れたらいいんじゃない?」
右「たぶん、何かのジャンク品だと思う」
左「なんだか昔の人が、かわいそうになってきたよ」
右「多分、2日くらい遊んだら飽きて、またiPod Touchに戻ると思う」
やはりスマートフォン世代の子供たちだけあって、アプリを入れようとしてみたり、iPhoneケースのほうがオリジナルだと思ったりするようです。
海外掲示板の反応をご紹介します。
●乾電池のセットの交換はもうしたいと思わないよ。子供には高くつくからね。
↑自分は明るさが足りなかったな。ついこの間、日光の下でGBA(ゲームボーイ・アドバンス)をプレイしようとしたんだけど、いったいどうやって画面を見ていたのかと思うほど暗かった。
↑今ならGBA SP(バックライト搭載)を使うほうがいい。マジでこれは革命だ。
↑2009年に充電器をなくして以来、GBA SPを充電してないけどまだ動いている。バッテリーランプが赤くなるたびにサイドをちょっと叩くとグリーンになるんだ。GBA SPは常温核融合で動いているんだ。
●これを見て笑顔になったよ。子供の頃、父親がこういうのを持っていた。父親は野球ゲームが好きだった。自分はD&D(Dungeons and Dragons)で遊んでいた。6歳くらいのときだ。ノスタルジックな気持ちになったよ。ありがとう。
●2日くらい遊んだら、ゲームボーイ・カラーに戻る。
●いったいこれは何なの?
↑こういうので遊んだひとりとして、このコメントは自分の魂を傷つけた。
●90年代にこれを渡されたら、自分も同じリアクションをしてたと思う。
(1980年に発売された「インテレビジョン」という家庭用ゲーム機。 - Wikipedia)
↑自分は80年代後半生まれだけどSNES(北米版スーパーファミコン)を持っていて、今でもプレイするよ。グラフィックは粗いけど、それでも貴重なんだ。「Night Stalker」や「Burger Time」など。恐ろしく難しかった。
●どの世代も、それより古い世代をからかうもので、例えばラジカセを今の子供たちに見せてみるといい。誰がカセットテープの8トラックをすごいなんて思うのか。ベータマックスを使いたいと思う子供もいないだろうしね。
君たちの祖父母がいまだにビデオデッキを使ってるとか、俳優のドワイト・シュルツがカシオの計算機付き腕時計を愛用しているのを見て笑ったとかはないかい?
人は現在便利に使っているものが恩恵を受けているテクノロジーの先祖に感謝するなんてことはめったにないんだ。
↑その時計が欲しい。
↑データ・バンクの時計を買うために、何か月も貯金したものだよ。
↑全くだ。この子供らの孫も、いずれiPhoneやタブレットを見て同じことを言うんだよ。「これはガラクタだね」って。
●そりゃあ、違う年代の子供たちだからね。他に何を期待するっていうんだ。
●動画を見ると、子供たちのポジティブな意見もあるけど、ここでは載せてないね。そこでは、
・「もっと遊んでいい?」
・「夢中になる」
・「DSをなくしたらこれで遊んでる」
・「思ったよりはよかった」
といった、好意的なコメントもあるよ。
KIDS REACT TO GAME BOY - YouTube
↑・「ポケモン赤・青のためにこれを買いたかったな」
愛すべき子供たちじゃないか。
ゲームボーイで育った世代からすると少々切なくなりますが、こうしたジェネレーションギャップはどの世代でも起こることかと思います。
20年後、30年後の子供たちが今のスマホやタブレットを見たなら、どんな反応をするのでしょうね。
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