「幼稚園の先生をしてるけど…これを見るとイライラするの」気持ちがわかる絵本の例
幼稚園の先生が園児に読み聞かせをする本の題材は、小さな子でもわかる単純なものが多く、そこには「動物」がよく出てきます。
海外のとある先生が、「こういう場面をよく見るけど、イライラしてしまう」と、絵本の例を紹介していました。
いったいどんな内容なのかというと……。
動物がいっぱい登場する絵本。
よくある子供向けの内容で、タイトルには「ジャングルの動物たち」とあります。
ところが……。
赤く丸で囲まれた動物たちは、ジャングルにはいないのです。
(※アフリカゾウ=サバンナ、インドゾウ=ジャングル)
そう言われてみると、確かにライオンやキリンはアフリカのサバンナにいる生き物ですね……。
この間違いに対する、海外掲示板の意見をご紹介します。
●前から「ライオンがジャングルの王」と呼ばれるのが理解できなかった。
↑同意する。いつだって虎がジャングルの王だよ。ライオンはサバンナの王。
●多分ジャングルに住むアジアのライオンが間違われて、アフリカのライオンとして登場するようになったんだ。
自分はこれを友人たちにずっと言ってるが、みんなはサバンナの意味を知らず、途中であきらめる。
●うちの妹が15歳になったときに、親にジャングルがテーマの誕生会をしてほしいと言った。母親は家の中をジャングルの植物や鳥やサルで装飾した。
妹が帰ってくると、怒って母親に愚かだと怒鳴り、誕生日を台無しにされたと言っていた。本物のジャングルではなく、シマウマとチーターのプリントが欲しかったらしい。
↑その妹は最低に見える。
↑なんてひどい子供なんだ。
↑ひどい子供だったけど、今ではひどい大人になったよ。
●こういうのもあった。ペンギンがいるんだが、カナダにはペンギンはいない。
●間違いが理解できる部分もあるが、でもキリンは……どう考えてもおかしいと思う。
●最悪なのは、全部自分にはナチュラルに思えたこと。しっかり考えるとおかしいが、ぱっと見て何らおかしいと思わなかった。
●リスはジャングルを含め、だいたいどこにでもいる。森にいるタイプもね。
ジャワ・サイは熱帯雨林のもっとも絶滅の危機に瀕する動物だし、アフリカゾウは別の森の種類のもいるし、ライオンも特にエチオピアの熱帯雨林でも見つけられている。
↑(投稿者)そうかもしれないが、言いたいことは、子供に人気の絵本、パズル、ゲームなどは、だいたいサバンナが生息地だってことが無視されていること。みんなジャングル、ひどいときには「動物園の動物」として紹介されている。
●幼児の親としては、教育的な本でミスがあると買うのはいやだ。太陽が銀河系の中心にあると書いてあった本があった。
●その絵を見て、サバンナという名前の動物たちばかりなのかと思った。
子供向けのコンテンツでは、動物たちがどこに生息しているかはイメージ先行という感じですね。
As a preschool teacher, I see this all the time and it drives me crazy.