2015年07月09日 11:07

「史上最低だった宣伝の例を教えてください」…大失敗に終わった広告いろいろ

 

失敗した宣伝
企業が製品を売るためには宣伝や広告は欠かせないものですが、必ずしもうまくいくとは限らず、逆効果となって、むしろ売れなくなってしまったという事例もあります。

「史上最低のPR(広報活動)だった例を教えてください」と、海外掲示板に質問がありました。

失敗例をご紹介します。

●90年代にイギリス企業のジュエリー・ラトナーの最高責任者だったジェラルド・ラトナー氏は、自社製品を「完全なゴミ」と言ってしまったために、会社の価値は一気に5億ドル(約600億円)減った。そして倒産しかけた。

●カルバン・クラインが90年代に気味の悪い広告をいくつか出した。まるでポルノの監督が未成年を地下室で誘惑しているような内容のもので、もちろんうまく行かず広告はすぐに取り下げられ、ニューヨークタイムスの全ページの広告欄を使って謝罪文を出した。
(取り下げられた動画:CK "banned" ad - YouTube

●テトラエチル鉛(ガソリンの添加剤)が安全であることを証明するために、記者会見でトーマス・ミッジリー・ジュニアはそれを自分の手にかけ、さらに60秒吸い込んだ。彼はその後、鉛中毒の診断を受けた。
会見はスタンダード・オイル(アメリカの石油会社)のアイデアだったようで、ニュージャージー州のテトラエチル鉛を作っていた工場では45人の従業員全員が精神病を患って入院し、5人が1年以内に亡くなった。

●1992年にフィリピンで行われたペプシのコンテスト。
キャップの番号により、抽選で1人に1等100万ドル(約1億2000万円)が当たるというものだった。ところが当選番号が発表されたとき、なぜかミスがあり、当選者が1人ではなく80万個のキャップが同じ当選番号だった。ペプシは慌ててその当選番号を取り下げたものの暴動が起き、従業員2人以外を撤収させるほどになった。ペプシの配達トラックは爆破され、2名が死亡した。

●フィリップ・モリス(たばこメーカー)は、喫煙による死はプラスの効果もあると伝えた。
チェコの政府は、喫煙でかかる費用のほうが、フィリップモリスの言う利点より大きいと反論する調査結果を出した。
フィリップ・モリスの主張は、喫煙は1億4700万ドルのプラスであり、喫煙者の早期死亡によって年金や健康保険や公共住宅が浮いているという内容であった。当然ながら叩かれた。

●去年、ピッツバーグ・ペンギンズ(アイスホッケーのチーム)のジェームス・ニール選手がTwitterを使ってQ&Aスタイルで質問を受け付けた。
問題はこの選手が反則ぎりぎりのプレーをする選手として知られており、対戦相手に対する暴力行為が多いこと。頭にヒジ打ちを喰らわせたり、ヒザ蹴りをしたり。
当然ホッケーファンからの質問は次のようになる。
「ジェームス選手、相手の頭にヒザを打ち付けるときは、大きな興奮ですか?」
「敵の頭に向かっていくときは、ロケットのような声を出しますか?」
「相手と交差するとき、前もって頭を狙うのですか、それとも本能ですか?」
「相手の頭にはどのスティックが一番いいと思いますか?」
「ヒザやヒジを喰らわせた中で、一番お気に入りはどれですか?」
「3人がコーナーにいるとき、どの2人がヒジで、どの1人がヒザと決めるのですか?」

●GM(ゼネラルモーターズ)のCM。
組み立て工場のロボットが、より優秀ロボットに変えられ、落ちこんだロボットが橋の上から投身自殺をするというもの。
CMはキュートさを狙って作られたようだが、同じ理由で3万人が解雇された直後のCMだった。


広告や宣伝の効果を上げようとすると、インパクトのある話題作りに走りがちですが、よくよく考えておかないと取り返しのつかない失敗にもつながるようです。

What was the worst PR move in history?

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