2015年07月13日 22:20

海外で注目されていた「アフガニスタンの授業」という1枚の風景写真

 

アフガニスタンの学校00
他国の校舎や授業内容がどういった感じであるかは、それほど知る機会はありません。

教育環境の恵まれた日本にいると実感しにくいですが、読み書きをはじめとした義務教育で学ぶ知識や学問は、生きていく上での選択肢を飛躍的に広げてくれます。

「アフガニスタンの授業風景」と題された写真が、海外掲示板で注目を集めていたのでご紹介します。

アフガニスタンの学校01
完全なまでの青空教室

アフガニスタンの学校02
先生が持っている黒板以外は、周りに設備らしい設備はひとつもありません。

広大な砂の上に大きなラグを敷いて、その上に座る子供たち。こうした環境でも、みんな熱心に授業を聞いています。

国が変わると学校もこうまで変わるものなのですね。

海外掲示板の声をご紹介します。

●少なくとも体育をするスペースはあるな。

↑「避難訓練だ! また外に出るまでの記録が更新されたよ」

●わお、授業に使うボードの電気が弱くて、照明を消さなければ見えないという生徒にイライラしていたが、こういうのを知ると見方が変わる。

●女の子も学習していることを見て嬉しく思う。(イスラム教の地域によっては制限されている)

●なんてこった。アフガニスタンでさえ、アメリカより教室のサイズが小さい。

●彼らに寄付ができるといいなと思う。どんな風にとか、どことか気にせず、一生懸命に学習しているからね。

●本当に悲しいのはアフガニスタンの50年代の写真で、これからという美しい場所だった。

↑それもアフガニスタンのすべてを物語ってるとは言えない。それはカブールの少数だけだ。
(参照:あまりの違いに驚愕、アフガニスタンの首都カブールの40年前と現在を比べた写真

●情報として伝えておくと、後ろにあるの(煙突)はレンガ工場である。

↑歴史上最悪な職業である。現代ではレンガ工場で働く労働者を見つけるのが困難なことから、中近東やインドの工場の多くでは、誘拐や奴隷売買された人々や、教育を受けていないばかりに終身雇用の契約書にサインさせられた人が働いている。

●パキスタンのレンガ工場子供たちが1日4ドル(約500円)で働かされている。


Afghan refugee children of brick factory アフガン難民の子どもたち - YouTube


教育水準が低ければ人生を打開することも難しいため、学習意欲も強いようです。

先進国の教育環境がいかにすばらしいかがわかりますね。

School in Afghanistan

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