「オイルショックがこんなに実感できる写真もない!」オランダの当時の様子が人気を呼ぶ
1973年に起きたオイルショック。石油高騰がさまざまな混乱を招き、日本ではトイレットペーパーの買い占め騒動が有名です。
では、他の先進国ではどんな状況だったのでしょうか。
オイルショック時のオランダの写真が、面白いことになっていたと海外掲示板に紹介されていました。
高速道路の上で……。
なんと、のんびりと朝のコーヒーを飲む父親と、三輪車で遊ぶ子供。
車が往来する普段であればありえない行動ですが、ガソリン不足により車が一台も走っていなかったことがわかります。
オイルショックのすさまじさが伝わってくるユーモア写真ですね。
海外掲示板の声をご紹介します。
●ノルウェーも同じだったよ。ただしオーラヴ5世(当時のノルウェー王)は、毎週のスキーをあきらめられなかったようで、路面バスで通っていた。
「どうやって、ボディガードなしで公共の路面電車に乗ったりできたんですか」と質問されたとき、「わしには400万人(ノルウェーの人口)のボディガードがいるよ」と答えた。人気の国王だった。
●1973年11月から1974年1月まで、2か月の間、日曜日に自動車などを乗ることは禁止されたんだ。
↑ちなみに100%の禁止ではなく、救急車などの緊急を要するものは許されていた。
●良かった点は、これが理由でアムステルダムは自転車に優しいんだ。当時の政治家たちが車に頼らない乗り物に投資をした。
●ノルウェーではこうなっていた。
●デンマークでも同じことが起こっていたよ。
●ニューヨークのウェストサイドの高速道路も似たようなことになっていた。
●しかし、わざわざソファにランプに花に息子まで、新聞を読むためだけに用意したのか。すごいよ。
↑オランダは全部歩いて行けるんだよ。
●スイスで、これはヒッピーたち。
日曜日などは、車が原則禁止だったところもあったようです。
オランダが自転車が盛んな理由も、オイルショックが一因だったのですね。
The greatest picture of the Oil Crisis of 1973 in The Netherlands