ジョージ・クルーニーがアフリカの紛争で誰が利益をあげているかを探る「見張り番」プロジェクトを立ち上げる…海外の反応
ジョージ・クルーニーと言えば、アカデミー助演男優賞、ヴェネツィア国際映画祭脚本賞などを受賞している本格的2枚目俳優ですが、映画のほかに、政治的な活動をしていることでも知られています。
特にアフリカ地域での紛争解決のために力を注いでいるのですが、今回は紛争により利益を得る者がいったい誰であるのかを調査するための支援に乗り出しました。
George Clooney seeks to expose those who fund and profit from wars in Africa | Film | The Guardian
ジョージ・クルーニー氏はアメリカの人権活動家プレンダーガスト氏と共に、紛争の資金がどのように流れているかを調査する“The Sentry”(見張り番)というプロジェクトを立ち上げました。
資金の流れを監視することで、それにより利益を享受する者を暴いていくことが目的です。
これまでにもスーダンで人工衛星の映像から人権侵害の証拠を集めるなど、人権擁護プロジェクトに携わってきました。
今回の紛争資金の「見張り番」プロジェクトには、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ドン・チードルなどの友人俳優たちも共同出資しています。
この断固とした行動に、海外掲示板ではさまざまな声が上がっていました。
●自分が最初に思ったこと。
「麻薬を追えば、麻薬密売人にたどりつく。金を追えば、いったいそれはどこにたどり着くかわからない」
●クルーニーが(紛争の)将軍の動きを追うために人工衛星に出資している内容を読んだ覚えがある。将軍は怒り、「1日中誰かに監視されているのはどうなんだ」と言ったが、彼はパパラッチというものを知らないようだ。
●自分はラジオでクルーニーの構想を手伝う人のインタビューを聞いた覚えがある。「仕事は何?」という質問に面白い応え方をしていた。「宇宙からクルーニー氏のために戦車を数えてます」
●きっとクルーニー氏はバットマンを演じたことから、まだ立ち直っていないんだな。
(参照:「ジョージ・クルーニーだけど何か質問ある?」海外掲示板にハリウッドの超大物が登場)
●インテルは、静かにこの紛争地域から金属を買うのを数年前にやめたよ。少なくとも将軍に利益を出させないようにね。プロセッサーのメインサイトには「紛争フリー」とラベルを付け始めた。腐敗や賄賂が多い中では非常に難しかったと思われる。
●いつか映画が作られると思うんだ。「ジョージ・クルーニーが、ジョージ・クルーニー映画で、ジョージ・クルーニー役として」。
そして彼ひとりがアフリカの将軍と戦っているんだ。そして全ての女優はなぜかサンドラ・ブロックなんだ。(二人は親友)
●セレブの立場を、こうしたことに利用するには最高だ。
●武器のアフリカへの流れはひどい。だが、ほとんどの州や国がやっている。アメリカ、イギリス、中国、ロシア。うんざりするほどだ。
●明日、ジョージ・クルーニーが4発撃たれて死亡、原因は自殺とされる。
↑自分は心臓発作にかける。
●ジョージ、気をつけて。
危険な立場になったことを懸念する意見も多くあり、それだけ本人の正義感や覚悟が強いことも想像できます。
この取り組み(アフリカ紛争資金の「見張り番」構想)が実を結ぶのか、今後に注目です。
George Clooney seeks to expose those who fund and profit from wars in Africa