映画「インサイド・ヘッド」は、日本だけ「ブロッコリ」が「ピーマン」に変更されている…海外の反応
夏休みになると子供向けのアニメ映画が公開されますが、海外からの作品は、翻訳する段階で、地域や文化に合わせて編集されることが多いそうです。
この夏公開の3Dアニメ映画「インサイド・ヘッド」では、オリジナルは子供が嫌いな食べ物に「ブロッコリ」が選ばれているのですが、日本バージョンでは、より嫌いな子が多い「ピーマン」に変更されています。
この件に関する海外の反応をご紹介します。
なるほど、確かに日本では、ピーマンを嫌いな子のほうがブロッコリを嫌いな子より多い気はしますね。
子供に共感してもらうために、こうした編集がしてあるところがすごいですが、国に合わせた編集は割とあるようで、海外掲示板でも興味深いと盛り上がっていました。
●こういう地域的な変更は好きだな。クールだよ。
↑アニメ好きにそれを聞いてはダメだぞ。彼らはローカルな変更にかなり怒りを覚えるようだから。個人的にはなかなかいいと思う。
●自分はあまり好きじゃないな。映画は一貫性を持たせたほうがいい。個人的なニーズによる変更はなくていい。でもスタジオなどは国際的に利益が出るかどうかだから、理解はできる。
●その詳細にわたる配慮が、質のいい製品の作り方なんだな。
↑でも、じゃあなんで父親がピーマンのスライスを食べさせてるんだ。
↑配慮が足りなかった。
↑子供がバカでフォークは鋭利だからだ。
●アメリカとイギリスでも変更されているよ。
アメリカ
イギリス
↑なんでこんなことしたんだろう。ライリーの父親はミネソタ州出身だし、そこではホッケーのほうが一般的だ。
↑なじみがあるかどうかだよ。
↑しかもライリーとホッケーを基本としたストーリーが盛り込まれているのに。全体を変えたのだろうか。
●朝食にピーマンだけをお椀に入れて子供に与えるって、すごくおかしいと思うのは自分だけ?
↑ブロッコリーをお椀でも十分変だよ。少なくともピーマンは卵料理には出てくる。
↑でも卵が出てこないよ。
●ピーマンは好き。
●ほかでもこういうのがいっぱいあるのかな。
●キャプテンアメリカの場合
アメリカ
イギリス
↑それはいじりすぎだ。なぜキャプテンアメリカが、ワールドカップなんかを気にするんだ。
●一番ひどいのが、ポケモンでおにぎりをゼリー入りのドーナツと言ってたこと。
Pokemon Jelly Filled Donought - YouTube
作品が国境を超えるときは、マーケティング担当が苦労していることがわかります。
でもさすがに、おにぎりからドーナツへのジャンプは、もう少しアイデアはなかったのかなと思います。
In Japan, the broccoli in "Inside Out" was replaced with green peppers