ロシア人の死因の30%はアルコールが原因…海外の反応
ロシア人は、ウォッカを始めとした強いお酒を飲むことで知られ、そのことが健康に悪影響を与えています。
驚くことにロシアでは、死因のうち30%までがアルコールを原因とすることがわかっています。
Russia is quite literally drinking itself to death
ロシアではアルコールが大きな社会問題となっており、WHOが発表しているデータによれば、実に30%以上の死がアルコールに起因するものであるとのこと。
グラフを見ると、3位以下をぶっちぎりで突き放しての1位。
(※2位のエストニアは、ロシアと隣接しているバルト三国の1つで、ロシアと深いかかわりがある国。)
死因は、急性アルコール中毒、肝硬変、事故、自殺など、多岐にわたっています。
2012年の記録ではありますが、ロシア人は経済大国の中ではもっとも平均寿命が短く、男性で65歳(アメリカ76歳、中国74歳)という低さ。
理由のほとんどは文化的なもので、ハード・ドリンキングと呼ばれる激しい飲み方がロシア人の習慣になっていることが大きいと言われています。
この結果に対する、海外掲示板の声をご紹介します。
●素直に信じられるね。向かいのウクライナ出身のご近所さんには、大勢のロシア人の友人がいた。彼らとパーティに行くと、彼らがアルコールを飲む量は神を恐れないレベルだった。ストレートのリキュールをショットで、次から次へと何杯もいく。そして全然酔わないんだ。
↑もちろん酔ってるさ。常に永続的に酔ってる状態なんだ。彼らのシラフはわれわれの酩酊状態なんだ。
●新年のパーティにウクライナの家族に呼ばれたことがある。たった6人しかいなかったんだが、ウォッカでいっぱいだった30ガロンのビンがリサイクル用として残り、彼らは酔っていなかった。
そして朝の5時頃、その家の父親が釣りのために起きてきて、あとで刺身と一緒に飲むためと言ってショットを持っていった。
●ロシア人だが、これが正確な記事であることを認める。
●正しくもあるが間違ってもいる。彼らは酔わない。ロシア人はアルコールの血中濃度を50.00に保たなくてはいけない。そういう生活スタイルに適応するように、アルコール消費は必須で、安定した量を摂取しなくてはならない。
むしろ50を下回ると、逆に奇妙な状態に陥り、茫然自失のようになり、むしろそっちのほうが酔ったように見えるほどである。
●あと、飲まないとやってられない人生ってのもある。人生が最悪なときほど飲む。ロシア移民の30%はアルコールでは死なないからな。人生をまともにすりゃ、きっと酒量も減る。
●でも、一応この記事は重要なポイントを伝えてない。
ほとんどの国はあまり数字が正確ではないので、ロシアもそこまで変わりはない。たとえばロシアのエイズの蔓延はかなりひどく、過去5年でエイズを持つ人が2倍に増えた。政府はそれを認めないし、そういった死の統計は出されない。腐敗政治で犯罪組織から大きな影響を受ける。ロシア政府は問題を把握していない上に、犯罪も把握しない。
●その他の30%は弾丸、他の30%はクマ、最後の10%はマクドナルドとKGBだな。
●なんてこった。普段のふるまいがどう変わるか想像もできない。毎晩酔っているだけでなく、シラフになった時の状態を変える。怒りを覚えるだろうし、短気になり、鬱になり、みじめに感じ、人生が楽しめなくなる。震えもくるだろうしね。多分これがステレオタイプの楽しくないロシア人ができる理由かもだ。
●ロシアでは、アルコールがあなたを飲むのです。
↑ちなみにロシアでは、2010年まではビールはアルコールというカテゴリではなかった。(参照:今まで違ったなんて…ロシアでビールがアルコール飲料に分類される)
習慣や文化の違いや、寒さに耐える必要もあるためか、ロシア人のアルコールに対する強さは尋常ではないようです。
統計の方法も疑問視されていましたが、少なくとも死因となっているのは健全な社会と。
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TIL More than 30% of all deaths in Russia in 2012 were attributable to alcohol.