ヨーロッパ最大の格安航空会社のCEO、私用でバスレーンを合法的に使うためにタクシー会社ごと購入する…海外の反応
イギリスやアイルランドにはバスやタクシーなどの公共の乗り物のみが通れる専用道路(バスレーン)があり、一般車両が理由なくそこを走れば罰金の対象となります。
ところがヨーロッパ最大の格安航空会社ライアン・エアーのCEO(最高経営責任者)が、個人的にバスレーンを合法的に走りたいがために、タクシー会社そのものを購入したと海外メディアが報じ、物議を醸しています。
アイルランドの格安航空会社ライアン・エアーのCEOであり、大富豪のマイケル・オーリアリー氏は、合法的にバスレーンを走って交通渋滞を避けるという目的で、タクシー会社を丸ごと買収しました。
お金を出して時間や利便性を買ったと言えるわけですが、はたしてこのやり方はどうなのか、海外掲示板ではいろいろな意見が出ていました。
●乗り物の大物は、乗り物ゲームに強いということを知った。
↑ゲームのシステムでさえないよ。彼はタクシーライセンスに巨額を投じているんだよ。個人的な罰金を避けるためにね。それで採算が取れているかどうかもわからないが、普通の人なら全く割りに合わない話だね。
↑彼が罰金の額や、タクシーラインセンスの額を気にすると思えないけどね。だが、いちいち警察に止められて罰金を払う時間を考えると貴重なんだよ。
↑ほとんどの人は、裕福な人がどれくらい時間を貴重に思っているか、理解していないように思う。
↑それだけはお金で買えないからな。
↑少しは金を払うことで節約できるけどね。
↑ロシアでは、金持ちは救急車に乗るんだぞ。
↑オーソン・ウェルズもニューヨークが法律を変えるまで、救急車をラジオ局へ行く手段にしていたらしい。
●彼はタクシーラインセンスを払ってるわけじゃない。彼が所有するタクシー会社が払っているんだ。そしてタクシー会社は彼にダブリン(アイルランドの首都)と自宅を行き来する交通費を請求をする。
もちろんCEOの交通費は会社の経費でカバーされているので、結局ライアンエアーがそれを払うことになる。天才だね。
交通渋滞を避けるためじゃないね。それによって利益もあるからだ。
●これはビリオネアが呼ぶ「貧乏人のヘリコプター」というやつか。
↑彼には8億ポンド(約1500億円)の価値があるから、ヘリコプターだって買えるさ。
↑すでに持っているだろうが、どのビルにもヘリポートがあるわけじゃない。
↑LAに引っ越すべき。
●「自分は裕福なんかじゃないさ、みんなと同じようにバスレーンを通ってる」と言えるな。
●これはかなり賢いやり方だな。
↑一応自分は格安航空については感謝している。
↑サービスが悪いと文句言う人も多いけどね。サービスが悪いからこそ、安く行けるんであって、良いサービスが欲しい人は他の航空会社を使って、たっぷり払うといい。
●これが理由で、ダブリンのバスレーンは「ミリオネアのスーパーハイウェイ」と呼ばれている。
「うらやましい」から「けしからん」まで意見がわかれていましたが、大富豪ともなるとお金の使い方のスケールが違うようです。