「独身最後のパーティに行ったら、誰ひとり来てないんだけど…」→さみしい記念撮影が始まる
欧米にはバッチェラー・パーティと呼ばれる、新郎が男友達と独身最後に行う集まりがあります。(新婦版はバチェロレッテ・パーティー)
あるグループが、この重要などんちゃん騒ぎをシカゴで計画したのですが、ひとりを除いて全員の飛行機がキャンセルされてしまい、到着したのはたった1名だけでした。
しかたがないので、彼はこのひとりぼっちの時間を、インターネット上に紹介していくことにしたのです。
1.
「ボートに乗ったら、みんなの分の席がすごく余ってるんだ」
2.
「みんなが来ないから、好きな馬を選べたよ」
3.
「シカゴは美しい人々ばかりの、美しい都市だと聞いた」
4.
「こちらはミシェル。彼女は僕の友達でいっぱいのはずだったボートに家族で乗ってきた。
僕の置かれた状況を本当に気の毒に思ってくれて、子供たちに『あっちに座って、かわいそうな人をそっとしておいてあげなさい』と言い、僕に赤ワインのミニボトルをくれた。ありがとうミシェル」
5.
「ここでも僕ひとり」(アイスホッケーのスタジアム)
6.
「こちらはオードリーとニコレット。
勧誘されたマスターカードの申請はしなかったけど、それでも僕をかわいそうに思って、シカゴ・ベアーズのスケジュール・マグネットをくれ、ニコレットは『このマグネットはきっとミニ冷蔵庫にぴったりよ』と言ってくれた。ありがとう、オードリーとニコレット」
7.
「これはレイ。水上タクシーのキャプテンだった。
僕の話を聞いてから、彼は安全のためにライフジャケットを着るように言った。彼は『バチェラー・パーティの夢を潰さないために君は生き続けなければいけない』と言った。ありがとう、レイ。ちなみに写真は偶然にブルーになっただけで、僕の気持ちを表したわけではない」
8.
「こちらはテレサ。ポーティロというビーフサンドイッチがおいしいと噂の店で働いている。
テレサによると、このサンドイッチは複数人用らしいが、『多分あなたなら悲しみで十分ひとりで食べられるでしょう』と言った。ありがとう、テレサ」
9.
「友だちが来ないストレスを洗い流すため、1人でスパ」
10.
「ホテルのコンシェルジェや新しいネットの知人が、『ミレニアム・パークは写真撮影には最適』だと教えてくれた。シカゴのスカイラインを背景に大勢で写真を撮るのに最高らしい。アレックス、ありがとう」
11.
【ひとりぼっちのシカゴ基金】に5ドルの寄付。
「ウィル・ハイネマン氏が僕の『ぼっち時間』を支援してくれた。全てのお金は新しい(もっと良い)友人を手に入れるのに活用するよ」
12.
「あまりに楽しい時間を過ごしているので、次の旅行先を考えているところ」
13.
【すばらしい思い出はここから始まる】
14.
「こちらはチャッド。彼はこのジョン・ハンコック・タワーの360度体験場のチケット販売員。
彼によると、『都市部のパノラマ景色はもう忘れられないほどすばらしい』とのこと。霧のある日を除いて……、今朝のように……。ありがとう、チャッド」
15.
「チャッドは正しかった」
16.
「霧があるからと言って、シカゴのスカイラインの良い写真が撮れないってことはない。ありがとうグリーンスクリーン(合成用)」
17.
「こちらはアリアナ。彼女は『もうすぐバスが来るわ、待ってるといいわ』と言った。前にもそんなセリフを聞いたことがある。ありがとう、アリアナ」
18.
「こちらはジョジョ。ウェイターだが、僕の話を聞いたあとで、ドリンクにライムを余分に入れたことを叱ってきた。余分のお友達だったらよかったんだけどね」
19.
「タクシードライバーのジェイムスによると、シカゴには世界で最も美しい公園のいくつかがあるらしい。
『日光浴したり新しい出会いに良い場所なんだ。タイミングが正しけりゃ、フリスビーもできるよ』と教えてくれたジェイムス、ありがとう」
20.
「こちらはスティーブ。彼はWBBMシカゴのレポーターで、僕の話をラジオで流したいんだそうだ。彼の最初の質問は「これはリアルなのか、それとも何かのプロモーション?」
孤独をプロモーションすることはないので、「違う」と答えたよ。ありがとう、スティーブ」
わいわい騒ぐパーティのはずが、ひとりぼっちの観光となったものの、シュールなドキュメンタリーが世界中の人々に大ウケでした。
これはこれで楽しいイベントですね。
Guy documents his unintended alone time in Chicago on Instagram- and the results are hilarious.