「子供の頃、変人ランキング1位の友人はどんな大人になったんだろう?」→30年後に会ってみたら、予想外の大人になっていた
小学校の頃の卒業アルバムを開いてみると、『頭のいい人ランキング』『面白い人ランキング』なんて、当時のイメージで格付けしたランキングが載っていたりするものですが、大人になった今、ランキング上位の人はそのイメージ通りに成長しているのでしょうか。
そこで小学校卒業から30年後、個人的にどんな大人になるかずっと気になっていた、『ヘンな人ランキング』で一位だった友人を訪ねてみたところ…
…想像もしていなかった意外な大人に成長していました。
卒業から30年後、小学生の頃に変人ナンバーワンだった友人はどんな大人になったのか?
と言うわけで、卒業アルバムを頼りにアポを取り、かつての親友Mくんと会うことに。うー、なんか超久しぶりで緊張する!
あまりに久々で、会ってもわかるか心配だったのですが、待ち合わせ場所を見まわしてみると…あっ、いた!
30年経っても、意外と面影って残っているものですね。
久々に再開してみると、想い出は無邪気に遊んでいた小学生時代で止まったままなのに、二人とも今は40過ぎのおっさんという、不思議なギャップ。
気の向くままに遊んでいた当時、こんな風に待ち合わせしてタクシーで酒を飲みに行くようになるなんて、想像もしなかったなぁ…。
やってきたのは、Mくんオススメの、とあるジンギスカンのお店。
M「ここはマトンもあるんだ。マトンってクセが強いけどうまいよね」
そういえばMくんはかなりクセのある性格でしたが、食の好みも性格に似るのでしょうか。かくいう私もマトン好きですけど。
そして超久々の再開を祝してカンパイ!
かつての思い出話に話を咲かせつつ、ころ合いを見計らって、今のMくんが一体どんな大人になったのか聞いてみました。
変人のMくんの今の仕事を聞いてみると…すんごい仕事についていた
ここで簡単に小学校のころのMくんの印象をざっとまとめてみると…
・頭の回転が異様に速く、やたらと理論的な印象
・ちょっとインテリっぽい
・趣味や考え方が周りとかなりズレてる印象が強かった
・本人も普通を嫌ってたっぽい
・小学生ながら、独自の哲学を持ち、時々夢中で語っていた
・それを聞いているのは、正直言うとちょっと苦痛だった
・人付き合いは苦手で、相手を選びそう
…あれ、なんとなく今こうして書き出してみると、ヘンな人と言うより、むしろIQが高い人っぽいのかも。
当時の私の知能では理解できず、変人に見えていたのでしょうか。
Mくんはかなり人を選ぶ印象だったので、大人になって大勢の会社組織の中でどんな立ち振る舞いをするのか、まともに出世できるのか、そもそもどんな会社に入るんだろう…と、時々思い出しては気がかりだったことを話すと…
M「あのねえ、俺の中では君の方がよっぽど変人だったんだけど」
「えっ、そう?」
M「もう忘れた?小学生の頃、プールの着替えの時に 裸で女子の前で踊ったり、 イタズラの度が過ぎて 教卓の横に席を移されたりしてたじゃん。 俺なんかより何百倍も変人だったと思うよ」
「えっ…あああああぁぁっ!!」
30年ぶりに記憶の底から引っ張り出された、かつての黒歴史。完全に忘れてたのに、まさかこんな形で記憶が蘇るなんて…。
もう30年も前の事なのに、猛烈に恥ずかしいぞ…!
「そ、そんな事もあったっけ…それより今の君の仕事とか聞いてもいい?」
思わぬ黒歴史発掘の動揺を隠しつつも一番聞きたかった話を聞いてみると…
M「○○○って会社で、開発の仕事をやってるよ」
おおう、社名は書けませんが、それって某財閥系の巨大企業グループじゃないですか…!
「スゴイな、何の開発をしているの?」
M「聞いて驚け、△△(国防関連)の設計をやってるんだぜ」
「えっ、本当に!?」
M「と言っても、設計はその中の一部だけどね。子供の頃からずっとやりたかった仕事なんだよね」
あまりにも狭い世界なので、具体的に何を開発してるかは伏せてほしいと言われたのですが、日本の国防を担う最先端技術の開発に携わっていたMくん。
それもう、私から見たらスーパーエリートですよ…!
M「でも、巨大組織の上であぐらをかく上司と合わなくてね。下請けの扱いも酷いし、そんな組織を変えたいと思って、キャリアを積むために今違う部署に異動させてもらったんだ」
おお、なんか話のスケールがデカいぞ…!
子供の頃のMくんは人付き合いが苦手そうな印象でしたが、そんな彼が人のために組織を動かそうとまでしている姿は、ちょっと意外でした。
「ところで下世話だけど、年収とか聞いてもいい?」
M「えー…まあ、大台(1000万)は超えたよ」
「おおお、今日はごちそうさまです!」
M「おいっ!」
給料もしっかりエリートしてました。
M「ところで女子の前で裸踊りをしてた君は、大人になって何をしてるのか気になるんだけど」
「…その黒歴史を蒸し返すのやめてよ…。サラリーマンを数年やって独立して、会社を一つ潰して、今はネットでお仕事をしてるよ」
M「つまり今はネットに向かって裸踊りをしてるような感じ?」
「うるさいわっ!」
久々の再会を果たした、かつての変人ランキング一位だったMくん。
話してみるとかつての印象と変わらないものの、巨大企業にその特異性を買われ、社会的にも高いポジションで、とても変わった業界で仕事をしていました。
さすがランキングでトップに輝く人というのは、実際に送っている人生もまた、人より一歩上を行っているのかもしれませんね。
自分は友達にどう思われているのか…?『フレンドペディア』でわかるかも!
ちなみに今回は小学校時代の『変人ランキング』を元に古い友人を訪ねてみましたが、自分が周りの人にどんな人物に見られているかって、ちょっと気になりますよね。
その答えは、もしかすると『 #フレンドペディア 』でわかるかも!
#フレンドペディアは、お題の印象に合った人を答えるだけの簡単なゲームなのですが、答えた結果で誰が誰にどんな印象を持っているかが伝わる…という、ちょっと面白いwebアプリ。
自分でプレイしてみるのはもちろん、友達にプレイしてもらうと、自分に対するホンネがわかるかも…?ちなみにポジティブなお題ばかりなので、相手を不快にさせる心配はなさそうです。
プレイする人が多いほど興味深い結果が得られるようなので、まずはレッツトライ!もしかしたら、自分の知らなかった良さが見つかるかも?