2015年09月12日 16:25

車があるなら維持費がかなり安く済む、チョイ乗りや通勤にコスパバツグンの移動手段『原付二種』の魅力

 


いやー、こんなに安く済むんですね…。

先日トリシティというバイクを1週間ほど試乗したのですが、乗ってみるとまあ楽しいのなんの!スピードもそれなりに出るし、小回りは効くし、細道も何のその。そして何より、体で感じる風が気持ちいいんですよ。

これは1台持ってると楽しいかも…と、購入の検討で維持費を調べてみてびっくり。この『原付二種』という規格のバイク、家族の誰かが車を持っていれば、信じられないくらい維持費が安くなるんですね。知らなかった…。

そこでせっかく調べたので、原付二種の維持費と、その魅力を簡単にまとめてみました。

原付二種って?


原付二種というのは、50cc以上125cc未満の小型バイク。

一般的に『原付』や『原チャリ』と言われるのは50cc未満(49cc以下)の原付一種で、原付二種はその一つ上のクラスのバイクです。

自賠責保険・自動車税は年間1万円弱、車検なし


で、とりあえず所有するとかかる法定維持費を調べてみました。

まず原付二種の場合、軽自動車税2,000円(90cc未満)・2,400円(125cc未満)、自賠責保険が7,280円、重量税0円、車検費用0円で、 年間9,280〜9,680円 しかかかりません。 しかも車検もありません。

ちなみに安いとされている軽自動車の場合は、およそ2.5倍の 年間24,785円。 加えて車検代がかかる事を考えると、かなり割安です。

自動車保険のファミリーバイク特約を使えば任意保険は年間7000円前後、しかも何台でも!


そして原付の場合、家族が車にかけている任意保険に 『ファミリーバイク特約』 を付けると、年間わずか7000円前後で対人対物無制限の保険をかけられるんです。

しかも、 何台でも。

この特約はバイクごとにではなく家族に適用されるので、原付を何台所有しようが、友達のバイクを借りようが、費用は同額。

車や原付より上のバイクは1台ごとに任意保険に入らされますが、原付の場合はこのファミリーバイク特約が使えるので、任意保険が安く済むんですね。

維持費は1台年間約17,000円、2台目以降は+約1万円/台


と言うわけで簡単にまとめると、ファミリーバイク特約が適用できるなら、原付二種の維持費は1台なら年間約17,000円、以降1台追加ごとに+約1万円で済むことに。

またスクーター、カブ、オフロード、スポーツ…などなど、趣味で原付二種のバイクを4台所有したとしても、年間47,000円ほど。

軽自動車1台で年間約65,000円ほどかかるのに、1台なら1/3以下、4台でも軽自動車1台分にも満たないと考えると、かなりの割安感です。

『原付二種』のいろいろなメリットとデメリット


とまあ、維持費の安さばかりにスポットを当ててきましたが、原付二種のメリットやデメリットも簡単にまとめておきましょう。

燃費がいい

車種によってばらつきはありますが、燃費は1リットル当たりおよそ30〜60km程度と、かなり経済的。

車の燃費があまり良くないなら、近場用の足として使うと、ガソリン代の節約にもなりそうです。

30km/h制限なし、二段階右折不要、二人乗り可

原付一種(49cc以下)は30km/h制限があるため、ビュンビュン車が走る中で低速で走るのはかえって怖いし、といって流れに合わせるとスピード違反を切られるし…と、なんとも理不尽な扱いなのが辛いところ。

しかし原付二種なら、制限速度は車と同じ。また厄介な二段階右折も必要なくなり、ほとんど車と同じ感覚で走れるのが楽なんです。

高速道路、自動車専用道路には入れない

ただし、高速道路や自動車専用道路には入れません。従って、遠距離移動にはあまり向きません。

通勤などに使うなら、個人的には50kmくらいが限度かな…というところ。それ以上になると、時間もかかるしお尻の痛みがキツそうです。

運転するには小型限定普通二輪車免許が必要


それと大切な事ですが、運転するには『小型限定普通二輪車』という免許が必要で、 普通自動車免許では運転できません。 ここが厄介なんですよね。

小型・普通・大型二輪を持っているなら運転できますが、持っていない場合は、運転免許試験場か教習所で免許を取る必要があります。

ちなみに教習所の費用は、普通車の免許があるなら7〜10万円前後。でもどうせ通うなら、もう少し払って普通二輪を取った方が、乗れるバイクの幅が広がりますよ。

近距離の移動には、安くて手軽で楽しい乗り物


そしてバイクは何と言っても、車ではとても通れない細い道もスイスイ走れる身軽さ、体で感じる風、体を傾けて曲がる操縦感が楽しい!

日々の足として使うもよし、レジャーとして楽しむもよし。

維持費が安いのはもちろん、取り回しも楽で、風を切って街を駆け抜け、寄り道を楽しみ、始発も終電も気にせず、気の向くままに気軽に外出できる原付二種は、乗り物好きなら楽しまない手はないですよ。

ちなみに日本の各社メーカーの、国内向けラインナップはこちら。

HONDA YAMAHA SUZUKI KAWASAKI

国内モデルはスクーターが中心ですが、海外生産モデルだとバリエーションがもっといろいろあるので、気になるならまずバイク店に足を運んでみるといいですよ。

トリシティ ミニレビュー


ちなみに今回は、ヤマハさんに1週間ほどトリシティを貸していただいたのですが、5日間、相模原から新宿まで往復80kmの通勤に使ってみたところ、想像以上に楽しい体験でした。

なかなか言葉ではうまく伝えにくいのですが、攻める走りには加速力が物足りないものの、意外とスルスルと加速するし、下道をまったりと風や匂いを感じながら走るのは、なんとも風情があっていい感じ。

せかせかせずに、のんびりと景色と風を楽しみながら、ゆっくりと移動を楽しむ…そんな感じに楽しむにはサイコーの乗り物でした。

ちなみに実燃費は大体40km/lくらい。職場まで電車で420円かかるところが、130円(ガソリン1L分)くらいで済むコスパには驚き。ただし時間は電車の倍かかるので、時間の余裕は必要です。


あとトリシティは前2輪なのでスリップに強く、曲がるときの安定感は抜群。ちょっと無理そうな速度でカーブに進入してもスルッと曲がれるので、バイクの運転が上手くなったような気になれました。と言っても後輪は1つなので、過信は禁物ですけどね。

その分重量感があったり、ステップが狭いというデメリットはあるのですが、これはこれでバイクの一つのスタイルとしていいんじゃないかと思います。しいて欲を言うなら、もっと収納スペースが欲しいかも。あと前二輪だと、一部の駐輪場では停められないケースもあるようです。

あと3輪なので自立するのかと思っていたのですが、止まる時は足を付かないと普通にコケるようでした。普通のバイク同様、曲がるときに傾く分、支えがないと倒れるんですね。


ちなみに私はNinja1000という大型バイクに乗っているのですが、原付二種と乗り比べてみると、まるで違う乗り物…という印象でした。

大型バイクは、暴力的とも言える加速力、安定感が楽しいのですが、かなり重量があり、取り回しは大変だし小回りも効きません。正直これでコンビニに行こうなんて気にはまずなれません。

対して原付二種は、遠出こそ厳しいものの、コケそうになっても足で支えられる軽さ、フットワークの軽さなど、日常の足としての使いやすさはバツグン。万一の時の手押しもラクそう。

妻が許すなら、大型と原付二種、どっちも持っていたい…。


なにしろ小回りがきいて、車ではためらう細道もスイスイ入れるので、身近な街で意外な場所やお店を見つけたり…なんて楽しさもあって、中近距離の移動にゴキゲンな乗り物でした。

トリシティはバイク店によっては試乗もできるそうなので、免許があるならぜひ試してみては。車とは違ったフィーリングと意外な安定感に、乗り物の楽しさを改めて実感できると思いますよ。

TRICITY(トリシティ) | ヤマハ発動機株式会社

ちなみに私はトリシティも欲しいですが、見てるうちにオフ車もカブも欲しくなってきて、結局いまだに悩んでいるのでした。

うーん、どれがいいかな。いやその前に妻のお許しを頂かないと…!

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