「今日起きたカリフォルニアの山火事のビフォー&アフター」アメリカ人が衝撃を受けていた写真
干ばつが続くカリフォルニア州では、毎年のように山火事が起きています。
今回は山だけでなく谷までも大火事になり、たった一晩で、複数の町が消失してしまいました。
被害の凄まじさを物語るビフォー&アフター写真が、海外掲示板で話題となっていました。
きれいに緑地化された住宅地が、焼野原に……。
残された標識によって同じ場所だと判別がつく状況で、全く何も残さないほどの火事に多くのアメリカ人が衝撃を受けていました。
海外掲示板の意見をご紹介します。
●もう家をその標識で作ったほうがいいな。
↑トーマス・エディソンはコンクリート・ホームを建てる計画をしていたが、今ならそういう家でもいいと思える。コンクリートを彼は混ぜていたが、今でも建っているよ。
問題は鋳型が非常に高価なことで家そのものよりかかる。だが今ならそれでもコストパフォーマンスはいいと思う。
↑とにかく木、以外で建てないとね。
↑燃えるのは木だけじゃない。
●これは谷火事で5万エーカーを焼き、ほぼ4つの町を崩壊させた。
●これだよ。
(Gov. Brown declares state of emergency in Lake, Napa counties due to 50,000-acre Valley Fire)
●自分はミドルタウンに住んでいて、友人や家族が大勢いるので、毎日これらのアパートのそばを通っていた。建物の後ろに見えるのは学校でそれも完全になくなった。
その写真は町が直面した破壊ぶりを表し切れていないほど。
町から6000人を完全に消しさってしまった。建物が面してるメイン道路は全て亡くなった。町がなくなったことを理解するのはとても困難だ。
●5年かけて再建して、そこを訪問して、そしてまた15年後に燃えるのかい?
↑同じことがサンディエゴの家々で起きたよ。2003年に火事があり、再び2007年にも燃えたんだ。1人はあきらめて土地を離れていった。
●ひと晩で消えたのが信じられない。
●最悪なのは人々や家だけじゃなく、所有物も全部なくしてしまうこと。
●火事のあるところには、ファイヤープルーフの家を、洪水の多いところにはそれに適した家を建てなければいけない。少なくとも火災の保険に入っていることを祈るよ。
↑どんなファイヤープルーフの家だって25000エーカーをたった9時間で焼き尽くすスピードの炎にはなすすべがない。避難勧告があまりに急で何も持っていけない。
↑しっかりした家も多かった。ファイヤープルーフされた家もね。それらも木の家のように簡単に燃えた。それほどの勢いのある野生の火事を止めるすべがない。
山火事の怖さを訴える人が大勢いましたが、自然災害を前に何もできない場合が多いようです。
この数年、水不足・乾燥の続くカリフォルニアでは山火事が毎年のように起きていますが、これがたったひと晩の出来事だというのはショッキングです。
Before and after the 100,000 acre fire in California today