アメリカの学校に14歳少年が自作時計を持ち込む→教師「時限爆弾に違いない!」→警察に通報され逮捕
アメリカ・テキサス州の警察は、学校に自作の時計を持ち込んだ14歳少年を逮捕しました。
その理由は、教師が時限爆弾だと勘違いしたことによるものです。
テキサス州の学校に入学した新入生のアーメッド・モハメッド“Ahmed Mohamed”君(14歳)は、先生に披露しようと思い、自作の電子時計を学校に持ち込みました。
ところがリュックサックに入った機器から音が聴こえると、それを見た教師は「時限爆弾」だと思い込み、学校側が警察に通報してしまったのです。
駆け付けた警官はアーメッド君に手錠をかけて逮捕、連行しました。このニュースがメディアに報じられるやいなや、全米で大きな話題を呼んでいます。
少年の父親は「イスラム風のモハメドという名字と、9・11の同時多発テロの記念日などの理由から逮捕されたのではないか」と息子への不当な扱いに抗議しています。
Ahmed Mohamed: Irving MacArthur student arrested after bringing homemade clock to school - YouTube
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●その時計の写真はないの?
↑まだ証拠として取り上げられたままだろう。
↑時計の中身。
外側は虎のホログラムで、デジタル時計になった筆箱とのことだ。
↑説明によると、LEDに時間が表示され、電子回路が中にある。
↑スーツケースのような形のペンケースらしいよ。
●警察はアーメッド・モハメッド君を両手を後ろで手錠をしたまま、午後3時に学校から連れ出した。学校は警察に通報しただけでなく、彼を3日間の停学にもした。
アーメッド君、父親、弁護士は水曜にも校長とミーティングが行うとのこと。
↑退職に追い込めば良いのに。14歳を尋問するために両親に電話させないってどういうことなんだ。
↑あるいは、全校生徒を避難させずにだ。
↑それは良いポイントだ。避難させてないのは、爆弾ではないことを知っていたのだろう。じゃあ何のために逮捕したんだ。
↑逮捕理由は偽爆弾ってことで、つまり爆弾じゃないことは最初からわかっていたはずだ。彼らは偽物をわざわざ作ったという主張だった。
↑なんてひどいんだ、予算カットされればいいんだ。
↑雇用カットのほうだろう。
●父親として腹立たしいのは、両親や弁護士なしに子供を尋問すること。両親に電話させてくれなかったと彼が供述している。
↑それは合法なの?
●彼へのご褒美として、オバマ大統領がTwetterでつぶやいている。
「クールな時計だ、アーメッド。ホワイトハウスに持ってこないかい? 君みたいな他の子供たちをサイエンス好きにすべきだからね。きっとそれがアメリカを偉大にする」
(President Obama "Cool clock, Ahmed. Want to bring it to the White House? We should inspire more kids like you to like science. It's what makes America great.")
↑多分シークレットサービスは本当の爆弾がないかをチェックしたあとでの話だと思うけどね。
↑ホワイトハウスに入る前は全員がチェックされるよ。
↑大統領が子供の味方だとすると、先生たちが何を考えてるか知りたいところだ。
↑このツイートは気に入った。名前を出さずに警察や学校の面目をつぶしている。
●インターネットに取り上げられるまでが早かった。
↑きっと本人も時計を持って行くことで逮捕されるとは思ってもみなかったと思うよ。しかもそのあとですぐ、オバマ大統領やクリス・ハドフィールド氏から招待されている。きっと頭がスピンしていると思うよ。
↑その点に関しては嫉妬するよ。
●「彼は自分の作った発明品は2度と学校に持って行かないと誓った」
これって、実際がっくりくる。
●もうちょっと先生は賢くてもいいんじゃないか。
本物と勘違いしたのなら致し方ない部分もありますが、偽物だと認識したことが事実だとすると、批判されるのも当然ではあります。
ちなみに父親のモハメド・エル-ハサン・モハメド氏はスーダン人で、スーダンの大統領候補としてよく立候補しているとのことです。
14 year old Muslim student reaction to being arrested for bringing a clock into school