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2015年09月24日 11:00

「ムリムリ絶対無理!」見るもおぞましい缶詰の試食レビュー、実現するために必死で懇願してみた結果…

 


人は必死で懇願されると、どこまで許容できるものなのでしょうか。

スカパー!が公開した、あまりにも 見事な懇願の動画 を見てふと思ったのですが、普通だったらまずありえないことでも、誠心誠意、熱意を込めて懇願すると、聞いてもらえることがあるものです。

そこで前々からやりたかったけど、らばQでやるにはあまりにも刺激的すぎる食品レビューを、編集長に全身全霊を込めて懇願してみたところ…

…熱意が通じてようやく(仕方なく?)実現した、恐怖の試食レビューをご覧ください。

心を揺さぶられる…熱意のこもりすぎなお願い動画が凄い!

全力でお願いしてみた篇 - YouTube

まずはこの動画を見て欲しいのですが…いまだかつて、こんなにも見事なお願いがあったでしょうか。私は見たことがありません。

これはスカパー!オンデマンドによる10日間無料放送キャンペーンのお願いなのですが、ここまで熱意のこもったお願いをされては、「そこまでされたら仕方ないなぁ…」とつい思ってしまうのが人情というものです。

スカパー!オンデマンド 10日間無料放送

…そういえば、これほど真剣にお願いをしたことがあったでしょうか。

以前、編集長に却下された食品レビュー企画がボツになったのも、編集長の心を動かすだけの真剣さが足りなかったのかもしれない。

そこで私もこの動画にならって初心に戻り、企画の実現に向けて編集長に全力で懇願してみました。

OKはもらえるのか!?昆虫食レビュー企画を、編集長に全力で懇願してみた


そのやりたかった試食レビューとは…昆虫食。

日本人の多くは、昆虫と聞いただけで嫌悪感を感じるのが一般的。食べるどころか見るのも嫌という人も少なくありません。

しかし昆虫は食肉に比べて低コストで生産できるため、将来の地球規模の食糧問題を解決できるタンパク源として、FAO(国連食糧農業機関)にも有望視されている食料のひとつ。

となれば我々こそが先陣を切って、 昆虫食を広めていかなければ!

…という気持ちは2割くらいで、8割は純粋な好奇心なんですけど、とにかく必死でお願いしてみることにしました。


「…と言う訳で、昆虫食レビューをやってもらえないでしょうか…」

編集長「ムリムリ、虫を食べるとかありえないでしょ!」

…やっぱり普通にお願いするのでは、まるで聞いてもらえません。


「お願いします!どうかこの通り!」

編集長「ええっ!?でも虫はなぁ…ビジュアルがなあ…」

お辞儀でもまだ足りないようです。


「お願いです、地球の未来のためなんです、どうか…!」

編集長「いやでも…ほらキモくて読者が離れたら困るし…」

おっ?断る理由を言い出したのは、理由さえなくなればやるという、譲歩のサイン…?


「そこを何とか!写真にボカシも注意書きも入れますからっ!」

編集長「そ、それなら読者に迷惑はかからないけど…でも…!」


「どうか、どうかお願いしますうぅぅー!!」

編集長「わ…わかったよ!でもホントちょっと、一口だけだよ!」

「…ありがとう!助かります!」

全身全霊を込めた土下座を越える土下伏せに、ようやく編集長の心が動いた!やっぱり誠意を見せると、気持ちって伝わるんですね。


編集長「それで…何を食べればいいの?イナゴの佃煮?蜂の子?」

フフフ…編集長、私がそんなありきたりなものを用意するわけないじゃないですか。

もっと とびきり恐ろしいものを用意しましたよ…!

食糧問題解決特別企画:昆虫食よ広まれ!『タランチュラの缶詰』レビュー!


さて前振りが長くなってすみません、大変お待たせいたしました。

今回レビューするのはこちら、 『タランチュラの缶詰 』です!

いやー、懇願の末にようやく実現した企画に胸熱です。


編集長「ちょ…タランチュラって毒あるでしょ!?食べて大丈夫なの?」

「売ってるくらいだから多分大丈夫! このまま食べられる んだって」

編集長「このままって…昆虫スナックとか書いてある…うわぁ…」

完全にビビっている編集長、恐る恐る缶を開けてみると…。


編集長「…うわっ!?」

編集長「ええ、丸ごと…?よく見ると毛がフサフサしてて…オエッ!」

…まさかこんなゴロッと、豪快に一匹丸ごと入っているとは…!

用意しておきながらなんですが、のけぞらずにはいられないヤバすぎるビジュアル、 間違いなく上級者向けです。


編集長「ごめんなさいムリムリ絶対無理!やめさせてお願い!」

ここまできて編集長、まさかの懇願返し。

しかしもう、今さら後には引き返せません。


「そんな事言わずに!地球の将来のために、どうかお願いします!」

編集長「ホント無理!これしか食べるものがないなら餓死でいいから!」

懇願に懇願の応酬。

さすがにこれではらちがあかないので、少しだけ譲歩する事にしました。


「じゃあ…ほら、ピザと一緒なら食べやすいよ、きっと」

編集長「…こんな悪夢のようなピザを見たの、生まれて初めて」

「そのまま食べるよりは、幾分マシかと…消毒用にビールも用意したし」

編集長「消毒用っていうか、酔わないととてもこんなの食べられない…」


編集長「ウェッ…ホントにこれ食わないとダメなの…?」

「お願いします!」

編集長「よ、よし…」


編集長「わ、わぁー、意外とおいしいなぁ〜(棒)」

「コラッ!ピザのところだけ食べない!」

編集長「バレたか…」


編集長「うう…仕方ない、一口だけね、一口だけだよ!?」

「頑張って!」


編集長「うぐっ…!」

…食べた!


編集長「……!(涙)」


編集長「ハァ…食べたよ…ウエェ…!」

「どうだった?」

編集長「…噛んだ瞬間、グニョパリッと殻が砕けて、でも硬くてなかなか噛み切れなくて…オエッ。めちゃくちゃ気持ち悪かった…!あと毛が…」

「…う、うわぁ…味は?」

編集長「…ピザと混ざって全然わからなかったよ…!」


ようやく顔を上げた編集長。あまりの体験に、顔がイッちゃってる…?

とりあえず昆虫食は、編集長にはハードルが高すぎたようです。


ちなみにこのタランチュラの缶詰、1匹分で1,980円もしました。

一般的になればもっと安くなるかもしれませんが、少なくとも肉より遥かに高い今、無理に食べる必要はなさそうです。

…だったら無理に食わせるなって話ですね。ごもっともです。

必死の懇願は、ここぞという時にとっておこう!


「ところであの…もし美味しかったらと思って、コガネムシ、カブトムシ、タガメ、サソリ、クロアリも買ってあるんだけど…」

編集長「絶対ヤダ」

断固拒否されてしまいました。どうしようこれ…。


もう一度お願いしてみるも、効果なし。

懇願もあまりやり過ぎると、効果が薄れてしまうようです。

とりあえずこの企画、編集長がこの出来事を忘れたころに、また第二回を懇願してみるのでお楽しみに!…えっ、もう見たくない?

ちなみにもしこの記事で気分が悪くなったら、スカパー!オンデマンドの10日間無料放送をぜひどうぞ。この記事とは比べ物にならない美しい映像の数々が、きっとあなたの不快な気分を癒してくれますよ。

スカパー!オンデマンド 10日間無料放送

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