「野生のオオカミと犬が見つめ合っている…」神秘的な写真だと話題の1枚
アラスカで、野生のオオカミとラブラドール・レトリバーが見つめ合っている写真が、海外掲示板で話題となっていました。
とても印象的なシーンをご覧ください。
オオカミが黒い! そして大きい!
絵に描いたような美しさですが、黒いオオカミもいるんですね……。
このオオカミ、地元アラスカでは有名だそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●このオオカミはロミオだ! ここアラスカのジュノーでは一匹狼として有名だったんだ。冬の間は地域の犬たちと遊ぶんだ。特別彼には敬意を払っている。
↑遠くからだけど彼を見たことがあるよ。だが長いこと見てないな。誰か悪いやつが彼を撃ったのではなくて?
↑その通り。彼は2人の密猟者に撃たれて殺された。毛皮は没収され起訴されている。だが明白なのは遅すぎたこと。ニック・ジャン氏による、「ロミオと呼ばれたオオカミ」という良い本があるよ。
↑朝の3時から悲しい気持ちになりたくない。この悲劇は知りたくなかった。今からどうやって寝たらいいんだ。
●これが人間性というものだ。ほとんどの人は善良なんだ。そのオオカミを大事にし、その状況がどれだけ特別なことかもわかっていた。だがたった2人の馬鹿者が全てを破壊するんだ。これだから我々は良いものは持てないんだ。だから我々は良い惑星を持てないんだ。
●皮肉にも真っ黒なオオカミは、犬との異種交配によって突然変異として生まれてきたんだ。
↑(投稿者)かなり興味深い! 優性遺伝だから、そのうちそれが主流になるかもだ。
↑イタリアの20〜25%のオオカミは黒いよ。
↑まって、イタリアにオオカミがいるの?
↑もちろんいるさ。
ローマの建国神話のロムルスとレムスは、オオカミに育てられたんだ。
(参照:イタリアオオカミ - Wikipedia)
↑しかし雪の環境で真っ黒に進化するってどういうこと? あまりよいカモフラージュとは言えないな。
↑きっと夜はいけるんじゃないかい。
↑オオカミにカモフラージュはいらないよ。彼らの獲物はオオカミが動かなければほとんど見えないし、オオカミを襲う動物はほとんどいない。
●ロミオは母が飼っていた犬とよく遊んでいたよ。僕にも撫でられそうなくらい警戒していなかった。もうちょっとだったな。
●去年そのロミオの記念碑を訪ねたよ。
●黄色い眼をしていた。 そう、黄色い眼!!
●グレート・デーンなら同じくらいの高さかも。
●いったい犬という種をそこからどうパグやチワワにしたのか、ひどい話。
↑(投稿者)興味深いのは遺伝子的にはパグは今でも99.98%オオカミらしい。
なんとパグこそオオカミに近かったとは意外です。
不幸な結末となってしまったようですが、本や記念碑まで残されていることから、どれだけ愛されていたのか伝わってきます。
Romeo the Wolf at Mendenhal Glacier Juneau, Alaska - YouTube