2015年10月01日 19:30

「野生のオオカミと犬が見つめ合っている…」神秘的な写真だと話題の1枚

 

ラブラドールとオオカミ00
アラスカで、野生のオオカミとラブラドール・レトリバーが見つめ合っている写真が、海外掲示板で話題となっていました。

とても印象的なシーンをご覧ください。

ラブラドールとオオカミ01
オオカミが黒い! そして大きい!

絵に描いたような美しさですが、黒いオオカミもいるんですね……。

このオオカミ、地元アラスカでは有名だそうです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●このオオカミはロミオだ! ここアラスカのジュノーでは一匹狼として有名だったんだ。冬の間は地域の犬たちと遊ぶんだ。特別彼には敬意を払っている。

↑遠くからだけど彼を見たことがあるよ。だが長いこと見てないな。誰か悪いやつが彼を撃ったのではなくて?

↑その通り。彼は2人の密猟者に撃たれて殺された。毛皮は没収され起訴されている。だが明白なのは遅すぎたこと。ニック・ジャン氏による、「ロミオと呼ばれたオオカミ」という良い本があるよ。

↑朝の3時から悲しい気持ちになりたくない。この悲劇は知りたくなかった。今からどうやって寝たらいいんだ。

●これが人間性というものだ。ほとんどの人は善良なんだ。そのオオカミを大事にし、その状況がどれだけ特別なことかもわかっていた。だがたった2人の馬鹿者が全てを破壊するんだ。これだから我々は良いものは持てないんだ。だから我々は良い惑星を持てないんだ。

●皮肉にも真っ黒なオオカミは、犬との異種交配によって突然変異として生まれてきたんだ。

(投稿者)かなり興味深い! 優性遺伝だから、そのうちそれが主流になるかもだ。

↑イタリアの20〜25%のオオカミは黒いよ。

↑まって、イタリアにオオカミがいるの?

↑もちろんいるさ。
ローマの建国神話のロムルスとレムスは、オオカミに育てられたんだ。
ラブラドールとオオカミ02

(参照:イタリアオオカミ - Wikipedia
ラブラドールとオオカミ03

↑しかし雪の環境で真っ黒に進化するってどういうこと? あまりよいカモフラージュとは言えないな。

↑きっと夜はいけるんじゃないかい。

↑オオカミにカモフラージュはいらないよ。彼らの獲物はオオカミが動かなければほとんど見えないし、オオカミを襲う動物はほとんどいない。

●ロミオは母が飼っていた犬とよく遊んでいたよ。僕にも撫でられそうなくらい警戒していなかった。もうちょっとだったな。

●去年そのロミオの記念碑を訪ねたよ。
ラブラドールとオオカミ04

●黄色い眼をしていた。 そう、黄色い眼!!

●グレート・デーンなら同じくらいの高さかも。

●いったい犬という種をそこからどうパグやチワワにしたのか、ひどい話。

(投稿者)興味深いのは遺伝子的にはパグは今でも99.98%オオカミらしい。
ラブラドールとオオカミ05


なんとパグこそオオカミに近かったとは意外です。

不幸な結末となってしまったようですが、本や記念碑まで残されていることから、どれだけ愛されていたのか伝わってきます。


Romeo the Wolf at Mendenhal Glacier Juneau, Alaska - YouTube

Wolf compared to labrador

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