「新しい赤外線防犯カメラを買ったら、黒のWiiリモコンまで透けて見える!」驚かれていた写真
赤外線カメラを通すと白地が透けることがありますが、海外に「新しく防犯カメラを購入しら、なんと真っ黒なWiiリモコンまで透けて見えた」と言う人がいました。
どんなことになったのかというと……。
本当だ、すけすけ!
テレビ画面に映っているのは、画面の下に置いてある黒のWiiリモコンなのです。
まるでスケルトン仕様のコントローラーのようになっています。
こんな黒いものまで透けるなんて、今時の赤外線カメラの透過性能はこんなに上がったの? と思うところですが、これには理由があるようです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ということは、そのカメラを使えば自分はもうスーパーマン・X線視覚を手にすることになり、何でも見えるということなのか。
↑(投稿者)もし表面がWiiのリモコンの外装で出来ていたらね。しかも黒だけ。ちなみに比較に白のリモコンの場合。
●でも、服は透けて見えないの?
↑(投稿者)今確認した。うちのバナナハンモックは透けて見えない。他の服のタイプも調べて伝える。
↑彼女で実験希望。
↑自分の服を調べてくれる?
↑(投稿者)年齢・性別・住所による。
↑475歳、ストームトルーパー、わからない
●服によっては、特にゆるく織られている黒い服は同じことが起きる。サングラスやフィルムつきのガラスもね。
●ちょっと待ってて、新たに黒いWiiリモコンの服を作りにかかる。
●説明すると、Wiiリモコンの黒い塗装は(ほとんどのプラスチックに使用されている)カーボンブラックは使えないんだ。
なぜならカーボンブラックは赤外線を吸収(遮断)するから。これが理由で日光で黒いものが熱くなったりする。
可視光線は400-700nmで、この手の赤外線カメラの波長は700-2000nmほど。このプラスチックの色は有機染料を使っていて、その染料がプラスチックに溶け込んで可視光の範囲を作っている。だが赤外線には透明というわけだ。
↑説明をありがとう。誰かがしてくれると思って見に来た。
↑自分は猫を見に来たのに。
なるほど、他の色のWiiリモコンは透けないそうです。
Wiiは赤外線操作のため、赤外線を邪魔するカーボンブラックが使えないため、黒が透ける結果となったようです。
My new IR security camera can see through the faceplate of my black wiimote.