「アメリカ人に質問、アメリカについて不当に悪評を受けていると思うものは何?」回答いろいろ
メディアやインターネットなどを通じて、他の国の情報や評判を知ることができますが、実際に行って体験すると、それまで持っていた印象と大きくずれることは多いものです。
「アメリカ人に質問、実際には妥当なことなのに外国から悪評を受けていることは何がありますか?」と、海外掲示板に質問がありました。
回答をご紹介します。
●外国から訪れる人は「アメリカの食事はかなり質が悪い」と言う。
だがどこで食べたのかを聞くと、たまたま近くにあった簡単な安い店であることが多い。実際はおいしいレストランはたくさんある。もちろんジャンクフードもたくさんあるので、最初に目に入ったレストランに入るなら多分に良くないであろう。
地元の人間におすすめの店を聞くといいよ。
●どこへ行くにも車が必要だと文句を言われること。
あまりに広くて散らばっているせいで、大都市以外は車なしでどこかに行くのは不可能だってことを理解しない人がいる。
ほとんどの都市部にさえ交通網がないのは、あまりに国土が広いので費用がかかりすぎるせいでもあるんだ。本当に数えられるほどの人口密度の高い都市(ニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴ)だけが交通機関が整備されている。
↑有名な言い回しがあるね。「ヨーロッパ人は100マイルを遠いと思い、アメリカ人は100年を古いと思う」
●われわれが食べるチョコレートはハーシーズだけではない。
●アメリカ人ではないけど、かなり差別主義だと言われているように思う。それはアメリカ人が差別があるとすぐに主張するからだと思う。他の国では気にしないか静かにしているだけだ。
●われわれの車への執着は、国の広大さにある。
●州によって文化も法律もちがう。もちろんヨーロッパの国ほどの差はないけど、それでも違う。ポートランドのリベラルなヒップスターと、テキサスの保守的なカウボーイは多くのことで同意できない。
タバコやお酒は21歳までさせないところが多いが、ヨーロッパ人には厳しすぎるように見えるようだ。
●アメリカのビールはまずいだって? もうそんなことはない。改善されたんだ。
●アメリカ人はよその国に旅行しないということ。困難で費用が高いのが原因。特に国の真ん中に住んでいたりしたらね。それにとてもたくさんのことを国内で見ることができる。
(追記)わかったよ。オーストラリア人よ。きみらの飛行機代も高いことは理解した。そして場所が遠いこともわかった。だけど君らには有給休暇が20日もあって、祝日も10日ほどある。ほとんどのアメリカ人は有給があるだけでラッキーなんだ。今の自分の仕事は5日しかない。それではなかなか旅行のプランは立てられない。
(アメリカは日本と並んで有給休暇が少ない。参照:うらやましぎる?「スイスの全国民に年6週間の有給休暇を義務付ける法案」に海外の反応は)
●食事の量について。よその国じゃほとんど持ち帰りをしない。12ドルもするフィエスタ・プラッターはすでに3食分なんだ。
●銃社会? オレたちに銃がなかったら、きっとイギリスの王族がやってきて偉そうにするんだよ。
●ハリウッド。みんなこの産業についてよく文句を言うが、アメリカはエンターテイメント大国なんだ。アメリカだけのためではない。世界のためのものでもあるんだ。
●ビール。今では普通のパブでもすごい数のチョイスがある。今ではビールの聖地さ。
●トラックが大きいこと。農場も大きいからしかたがない。
ステレオタイプに「アメリカは……」と言われてしまうことも多いそうで、いいところもたくさんあるとの意見がたくさん出ていました。
批判が多いのも、国としての存在感が大きいからこそなのでしょうね。