「パリのテロ事件で突入した警察のシールドがすさまじいことに…」衝撃的な写真
フランス・パリで同時多発テロが発生し、多くの人々が犠牲となりました。
コンサート会場では、テロリストが自動小銃を乱射した後に人質を取って立てこもり、警察との激しい銃撃戦が起きています。
「現場に突撃した治安部隊のシールドがすさまじいことになっている」と、写真が話題を呼んでいました。
恐ろしいとしか言いようのない弾痕。
機動隊や治安部隊が使用する盾は、ライオットシールドと呼ばれていますが、どれだけ銃撃戦が激しかったのか、この1枚の盾だけからも現場のすさまじさがうかがえます。
(ライオットシールド - Wikipedia)
コンサート会場の劇場「バタクラン」では、この乱射事件によって89名(※)が命を落としています。
(※追記:初出時の100名以上から訂正しました。)
海外掲示板のコメントを紹介します。
●このシールドはRamsesと呼ばれるもので、滑車付きで動きまわれて、かなり大きい。
↑これは修復できるの? あるいは再利用できる? あるいは一回限りというタイプのもの?
↑このRamsesはもう休んでいいだろう。良い仕事をしたからな。
↑2つ目を使わなくていいように願うよ。
●突撃する寸前と、弾丸がシールドに当たったときのアドレナリンの噴出を想像してしまう。
↑1個1個が当たるたびに、さらにアドレナリン数値が高くなるんだ。
●それは人に当たらなかった18発だ。ヒーローだよ。
●なんてこった。 警察がいったい何に直面面しなくちゃいけなかったのか、考えさせられる。
↑(投稿者)記事にあったが、その特殊部隊は柱のようにぎゅっと固まって突入し、20人の人質を見つけて彼らの盾になっていたそうだ。中は暗かったが1人の警官が影を見て撃った。テロリストがそれによって1人ふっ飛ぶ。その後2人目のテロリストが自爆ベルトを作動させたらしい。
●その盾もヒーローのホールに飾っていいと思う。
●誰かこれを使ったことのある人、弾丸をこれでブロックすると、どんな感じなのか教えてほしい。感情的なことではなく、身体的に感じることを。
↑ほとんど何も感じない。車ででこぼこにぶつかるような感じだ。音はものすごく激しい。
●このバタクラン劇場であったことを、順を追って誰か説明して。
↑オランドの新聞の説明。
1.目撃者によると、3人の男がメインの入り口から入って観客を撃つ。
2.テロリストたちは群衆をバーから撃った。
3.6曲を演奏したバンドメンバーたちはステージの裏から脱出した。
4.警備が緊急出口を開け、それで200人が逃げられた。
5.すると2〜3人の襲撃犯がバルコニーから撃ち始めた。それで人々はステージに向かった。ところがステージからも撃ち始めた。
6.警官1名が会場に入り、ステージにいるテロリストを撃つ。
7.テロリストが人々を撃っている間に警察部隊は建物の中に入る。するとテロリストは爆発物を作動させる。
8.最後のテロリストが2階のテクニカルルームへ逃げる。警察から逃れようとして自分の爆弾チョッキを作動。
●テロリストたちはAK-47自動小銃を使っていた。これは7.62x39のカートリッジを使う。その銃弾はかなり大きく威力がある。柔らかい防弾チョッキを暖かいバターのように貫通するんだ。AK-47の弾丸が流れている中を入っていく人は自分の辞書ではヒーローなんだ。
●このシールドは重さは?
↑(投稿者)フロントパネル:180x60cm
サイドパネル:175x30cm
重さ:180kg
これだけ巨大で分厚い盾が、こんなにも損傷を受けていることに、多くの人がショックを隠せないようでした。
亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。
Shield used by the French police to enter the Bataclan.