「1921年の交通事故の写真、どんなものか想像できる?」100年近く前の事故現場がこちら
1921年といえば、今から94年前で、第一次世界大戦(1914年〜1918年)から数年後が経過したころ。日本は昭和ですらなく大正10年にあたります。
そんな時代に、アメリカで交通事故を起こした時の写真が残されていたそうです。
どんな事故現場だったのか、写真をご覧ください。
なんと鮮明!
白黒写真を着色したものだそうですが、それにしたって100年近くも前の写真とは思えない臨場感があります。
しかし車はやはり時代を感じさせ、スピードが出ないことから、事故も軽微で済んでいますね。
雪が残っていることから、凍った路面にスリップしたのかも……なんて想像が広がるのではないでしょうか。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●きっと彼は運転しながら電報を打っていたんだよ。
↑しかも時速20マイル(32km)でぶっ飛ばしてたのさ。
●これは白黒の写真に色を付けたもの。写真の作者は不詳らしい。同じ建物がいまでもある。ワシントンDCでうちの近所だった。
↑素晴らしい。写真に色を塗ると急に生き生きとするね。
●車にいる人物が、まるで「わわ、もしかしてこれワシのせい?」と言ってるようだ。
↑きっと写真家が到着してから、撮影のために再び車の中に入らなくちゃいけなかったんだよ。
●なぜかわからないが、この写真はすごいと感じさせる。ただその理由がわからない。
●左にいる男性はちょっと危険そうだ。それがこの写真をドラマチックにしている。
●興味のある人に言うが車種は〜1919年製のドッジ・ブラザーである。
↑後ろのタイヤにチェーンがあるね。冬季の路面凍結は考慮されたが、まだサイドの窓は発明されていなかったんだ。
↑だから運転に手袋が必要だったんだろうね。
●群衆から聞こえる声「時速10マイル(16km)で進んでたらしい」「なんてこと、本当?」「絶対あんな死のマシーンには乗らないわ」
●男性のファッションはそう変わってないことがわかる。帽子さえ取ったら今でもいけるんじゃないかな。
●古き良き時代だ。がんばっても自動車事故で死ねない時代なんだ。
●その頃のガラスは運転手の顔の上で爆発したそうだけど。この男性は幸運だった。
画質の荒い白黒画像だと、遠い昔の歴史資料のように感じますが、鮮明なカラー画像になったとたんに、今とあまり変わりないことを実感できるものですね。