2015年11月19日 19:57

「1921年の交通事故の写真、どんなものか想像できる?」100年近く前の事故現場がこちら

 

1921年の交通事故00
1921年といえば、今から94年前で、第一次世界大戦(1914年〜1918年)から数年後が経過したころ。日本は昭和ですらなく大正10年にあたります。

そんな時代に、アメリカで交通事故を起こした時の写真が残されていたそうです。

どんな事故現場だったのか、写真をご覧ください。

1921年の交通事故01
なんと鮮明!

白黒写真を着色したものだそうですが、それにしたって100年近くも前の写真とは思えない臨場感があります。

しかし車はやはり時代を感じさせ、スピードが出ないことから、事故も軽微で済んでいますね。

雪が残っていることから、凍った路面にスリップしたのかも……なんて想像が広がるのではないでしょうか。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●きっと彼は運転しながら電報を打っていたんだよ。

↑しかも時速20マイル(32km)でぶっ飛ばしてたのさ。

●これは白黒の写真に色を付けたもの。写真の作者は不詳らしい。同じ建物がいまでもある。ワシントンDCでうちの近所だった。
1921年の交通事故02
1921年の交通事故03

↑素晴らしい。写真に色を塗ると急に生き生きとするね。

●車にいる人物が、まるで「わわ、もしかしてこれワシのせい?」と言ってるようだ。

↑きっと写真家が到着してから、撮影のために再び車の中に入らなくちゃいけなかったんだよ。

●なぜかわからないが、この写真はすごいと感じさせる。ただその理由がわからない。

●左にいる男性はちょっと危険そうだ。それがこの写真をドラマチックにしている。

●興味のある人に言うが車種は〜1919年製のドッジ・ブラザーである。
1921年の交通事故04


↑後ろのタイヤにチェーンがあるね。冬季の路面凍結は考慮されたが、まだサイドの窓は発明されていなかったんだ。

↑だから運転に手袋が必要だったんだろうね。

●群衆から聞こえる声「時速10マイル(16km)で進んでたらしい」「なんてこと、本当?」「絶対あんな死のマシーンには乗らないわ」

●男性のファッションはそう変わってないことがわかる。帽子さえ取ったら今でもいけるんじゃないかな。

●古き良き時代だ。がんばっても自動車事故で死ねない時代なんだ。

●その頃のガラスは運転手の顔の上で爆発したそうだけど。この男性は幸運だった。


画質の荒い白黒画像だと、遠い昔の歴史資料のように感じますが、鮮明なカラー画像になったとたんに、今とあまり変わりないことを実感できるものですね。

Car crash, 1921

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