たった60年前!?「白人専用の公園を見つめる黒人の子供たちの写真」に驚きの声
アメリカではたびたび黒人差別がニュースで報じられますが、それでもひと昔前、ふた昔前と比べると、差別のレベルは大きく変化しています。
それを実感できると、1枚の写真が話題を集めていました。
「白人専用の公園をながめる黒人の子供たち」と題された、1956年の写真をご覧ください。
それをフェンス越しに見つめる、黒人の子供たち。
さまざまなものが白人専用と黒人専用に分けられていた時代です。
撮影されたのは1956年。
海外掲示板には、この光景がたった60年前であることに驚くアメリカ人も少なくありませんでした。
●これって500年くらい前のことだよね……あれ、待てよ?
↑そこからみんな考えを改めて、平等を支持し始めたね。
●興味のある人に言うと、ここはアラバマ州モービル。
↑昨日。
↑水を吹きそうになったよ。
(※アメリカ南部のアラバマ州は、2000年になってようやく異人種間結婚禁止法が撤廃)
●公園にあるのは観覧車?
↑これはフェアー(イベント用移動遊園地)か何かだと思うが、きっと黒人用公園ではこの手のイベントに同じ予算は使われなかっただろうと思う。たとえアフリカ系アメリカ人が公共の場所を使えるように裁判で勝っても、公営から私営に変更されていた。
●当時のそうした法律を、子供たちはどう捉えていたのだろうか。
↑「白人はとてもいじわる」だろ。
↑年配の黒人がそんな風に感じているのは仕方ないと思う。成長過程でかなりひどい体験をしてきただろうから。恨みを持ってしまうのは当然だし、それを子供たちに教えるのも自然ではある。
↑奇妙に思うだろうけど、うちの曾祖母は白人と黒人の混血女性でモービル出身だったが、伯父の結婚相手の白人妻を喜んで迎えていたよ。友人の祖母は60代だけど、黒人とは絶対に話をしようともしない。
●(投稿者)これはゴードン・パーク氏の写真。
●結構最近のことであるということに、ぞっとすべきなのか、そんなに早く変化したことを嬉しく思うべきなのか、よくわからない自分がいる。
●ここに写っている子供たちは今65〜70歳ってことだね。かなり怖いことだ。信じられないので計算しなおさなければならなかったほど。
同じアメリカ人でも、世代ごとに感じることの差が大きいようです。
われわれは大きな変化の時代に生きているのでしょうね。
Black children watching as white children play in a whites only park, 1956.