「車検から戻ってきたら、こんな注意事項が書かれていたんだけど…」メカニックの気持ちがわかる文面
イギリスでは1年に1度車検を受ける義務があり、安価ではあるものの整備資格を持ったメカニックに見てもらう必要があります。
車検に通らない場合は、理由、修理箇所、費用などと一緒に、「注意事項」が記載されています。
とある車検から返ってきた車の「注意事項」が、とても的確だと人気を呼んでいました。
「注意事項:バカげたクリスマスCDが再生される。今は11月です」
気持ちはわかります。
この季節になると、ただでさえ繰り返し繰り返し、どこへ行っても同じ曲を聴かされると言うのに……。
修理する車まで、エンジンをかけるたびにクリスマスソングが流れ始めたら、うんざりすることでしょう。
それを思うと、注意事項に記載したくなるのもわかります。
海外掲示板のコメントもご紹介します。
●この注意事項を思い出したよ。
・001 外側の後車軸のサスペンションが劣化してきており…中略
・002 内側の後車軸のサスペンションが劣化してきており…中略
・003 タイヤがクソ
↑これはイギリス人のメカニックが、ジョークとして書いているの?
↑この手の注意事項は、車検証といっしょに、これからどこが劣化しそうか知らせる役目もあるんだ。オプションとして記載している。だけど、このような文章を車検の管轄団体(VOSA)が見ることがあれば、減点されたり、ライセンスを失効する可能性はある。
ソース:自分は車検ステーションのオーナー。
↑「このような文章を車検の管轄の団体(VOSA)が見ることがあれば」
これはほぼ可能性はない。
↑クレームでもない限りな。
●今日、よその国では毎年の車検がないことを知った。
↑全てのEU加盟国はあるはずだ。オランダでは新車は4年しなくていいけどね。アメリカでは州ごとに定めているようだが、州によっては所有者が自分でチェックしていいらしい。
↑イギリスは新車は3年いらない。
↑アメリカ在住で、自分は3つの州に住んだが、その3つとも必要だったよ。ただし基準が全部ちがった。特に排気ガスのテストは違う。
●数年前の自分の車検の注意事項にはこう書かれていた。「クラクションの音量が小さすぎる」
●その注意事項が1個しかないことに驚きだ。自分のはいつもページの半分が埋まる。
半分本気、半分冗談とも思える注意事項でしたが、メカニックの気持ちはわかると共感する人が多いようでした。
11月からクリスマスソングは、ちょっと早すぎですね。
In the UK, automobiles are required to have a yearly test by a certified mechanic.