「大気汚染が深刻な中国、ついに北京で初の『赤色警報』が発令される」…海外の反応
PM2.5を始め、中国の大気汚染は深刻さを増す一方ですが、北京市では高濃度スモッグが最低3日以上続くことから、12月7日に北京の大気汚染警報に初の「赤色」が発令されました。
文字通りのレッドカードは、欧米の掲示板でも大きなニュースとして話題を呼んでいます。
大気汚染が続く北京市でも、最も深刻な状態である「赤色」が発令されるのは今回が初めてのこと。
多くの学校が閉鎖、建設現場などの屋外活動時間や一般車両の半数(ナンバープレートの奇数・偶数)の利用にも制限が課されています。
海外掲示板の意見をご紹介します。
●この前読んだ記事で、ロンドンでは1952年にひどい光化学スモッグが4日続いたのち、4000人が亡くなったと書いてあった。有名なロンドンの霧に石炭の煙と水蒸気が混ざっていたらしい。(今はそれほどでもない)
北京にもシャーロック・ホームズがいるかもしれない。
↑川が燃えるまでは序の口さ。
(アメリカ合衆国オハイオ州のカヤホガ川。廃棄物を産生する施設は「産業発展」の象徴とされ、その陰で1868年から1969年にかけ幾度と無く火災が発生している。川の水が燃えるはずが無く、工場からの排出された廃油などが何かのきっかけで発火したものである。:カヤホガ川 - Wikipedia)
↑中国政府は半分さえ何かしようとしていないので、そのうち海を燃やすであろう。
●良かったのは学校が休みになったこと。ハハハ。マスクは何の役にも立っていない。(北京市民より)
↑マスクをずらしたら死ぬ?
↑苦痛にはなるだろうね。
●2月に飛行機で北京に到着したとき、空気汚染指数は485で空港の中にもスモッグが入りこんでいた。(指数301以上が6段階の最悪:Wikipedia)
●2100万人もいる市をどうやって閉鎖するんだ。回答は次の4つって気がするんだが……
1.戦車
2.共産主義
3.閉鎖はしない
4.気のせい
●2度目の赤色警告を待っている。
●経済成長だけが大事なんだ。吸える空気なんてものは贅沢なんだ。それは標準的な生活をするためには犠牲にしなくてはいけないんだ。
●自分明日は仕事に行かなくちゃいけない。もっと閉鎖して欲しい。(北京市民)
●自分が気になるところは、吹き飛ばされるときには、太平洋を渡ってくる。なので中国だけの問題じゃないんだ。
●これは30〜40年前には人口の90%が自転車に乗っていたという、あの北京かい?
↑今は何百万台という車が影響している。
大気汚染が常態化してしまい、すぐに問題が解消される気配はないだけに、今後どんな健康被害が出てくるのか恐ろしい状況です。