「なあ、ちょっと聞くが、中国人はお人よしだと思う?」…と言うお話
習氏は役人と「中国人はお人よしか」をテーマに議論を交わしていました。
役人は「お人よしかだって? とてもそうとは思えないが……」と言いました。
すると習氏は「では私が例を見せてあげようじゃないか」と述べて、通りかかった農夫を呼び止めたのです。
「おまえさんの仕事は?」習氏は尋ねます。
「農夫です」。
習氏「ちょっと質問するが、もしおまえさんが家を2軒持っていたなら、1軒を政府に納めてもいいかね?」
農夫はためらうことなく「もちろんですよ」と答えました。役人はいぶかしそうに見ています。
習氏「ではおまえさんが車を2台持っていたなら、1台を政府に寄付してもよいかね?」
またすぐに農夫は「いいですとも」と答えました。
それを聞いた役人は、今度は自分が質問をしていいかと尋ねました。
習氏は「かまわんよ」と言って、役人にゆずりました。
今度は役人が質問しました。「もしおまえさんが2頭の牛を持っていたなら、1頭を政府にゆずってもいいかね?」
農夫は答えました。「いいえ、それは絶対にありません」
それを聞いて混乱した習氏が、あわてて問いただしました。
「家も車もゆずっていいというのに、どうして牛だとダメなのかね?」
「そりゃあ、牛は実際に2頭持ってますから」
教訓:人々はみな、お人よしである。ただし……ありえない仮定だったなら。
I lived in China for a long time, this was the only joke that I heard that made sense in English.