「スターウォーズ好きの父が模型を買ったと、うれしそうに電話してきた。ところが3週間後、手紙と一緒に娘の私に送りつけてきたの…」その理由がよくわかる写真
スターウォーズの新作映画が公開され、世界中で盛り上がっています。
とある熱狂的なスターウォーズ・ファンのお父さんが、メタル製のX-wingsの組み立てモデルを購入し、娘に電話するほどエキサイトしていたそうです。
ところが、そんなに喜んでいたお父さんが3週間後、大事なX-wingsを娘に郵送してきたとのこと。
その理由は……。
「親愛なるスイート・ハートへ。
メタルのX-wingsを2セット同封しているよ。1つは封を開けていない新品で、もう1つは自分が開けて途中までやっている。
この件については、いくつかの提案があり、おまえに選んでもらいたいんだ。
1つ目のオススメ案はこれらを全部捨ててしまい、この話はもう2度としないというものだ。
この時点でまだこの手紙を読んでいるなら他の案もある。1つのセットをおまえが作るというもので、その対価も支払う。もちろんそれをクリスマスプレゼントにしたいというなら、それは自分にとってはもっともすばらしいプレゼントになることは間違いない。
もし2つ目を作ってくれるなら、そちらも組み立てるには十分な材料が揃っている。(スタンドは幅が広すぎるので送らなかった)
ちなみに最初の案は残されているということを覚えておいてくれ。フォースと共にあらんことを。
愛してるよ。 父さんより
スターウォーズ好きなお父さんの、期待と挫折とプライドが入り混じっている文面となっています。
日本では今のところ未発売のようですが、こんな手のひらサイズの金属板2枚組となっているそうです。
せっかく買ったメタルフィギュアでしたが、見ての通りのサイズのためピンセットがないと厳しく、不慣れなお年寄りには少々ハードルが高そうです。
その結果、組み立て途中で無理だと悟って、娘に丸投げしてしまったようです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ちょっとした忍耐と良いピンセットさえあればたどり着く、パダワンの若者よ。
ミレニアムファルコン。
タイ・ファイター。
↑(投稿者)ナイス! もう私の家族は全部私に放り投げる癖がついていて、夫もタイファイターとAT-ATを誕生日にもらい、すぐ私に丸投げしてきた。そのため私の繊細な指が彼の代わりに仕上げてる。その2つともよくできてるわね。
↑ええと、オレのやつはどこに送ったら出来上がるのだろうか? うちには繊細な女の子の指を持つセクションはないが、それはすごい欲しい。
↑なんですばらしいメタルモデルなんだ。
↑それは本当に本当に、めっちゃカッコいいから。
●娘に頼んでいたのか。
●これは自分のX-wings。すごく難しかった。
↑何てクールなんだ。だが自分にはそれを仕上げる忍耐力はない。悲嘆にくれるオレ。
↑数時間かかったよ。指もかなり切れた。X-wingsは絶対に一番難しいね。丸める部分が多いんだ。ファルコンとダースベイダーのタイ・ファイターも作ったけどすばらしいよ。震える手を持ってると、とにかく忍耐力がいる。
●挫折というのはダーク・サイドへの道なんだ。挫折は怒るという道に続く。怒ることは投げ出すことに続く。投げ出すことはそのX-wingsを踏みつけることにつながる。
↑そのX-wingsを踏みつけることは悲しみにつながる。
●オレもこれを気に入って作ったよ。AT-AT、X-wings、R2-D2、スターデストロイヤー、ミレニアムファルコン、スターシップ。オレは女の子みたいな繊細な指を持ってるからね。お気に入りはAT-ATだ。R2-D2もかなり難しかった。
●これを買う価値はあった。
とても器用な娘さんがいたおかげで、お父さんには最高のクリスマスプレゼントとなったようです。
一家に、こういう人物がいるのはうらやましいですね。