「大人になってから気づいた、両親の奇妙な習慣はある?」回答いろいろ
「あたりまえ」や「普通」といった感覚の多くは、成長過程で両親から受け継ぎます。
ところが大人になってから、「あれは決して普通ではなかった」と気づくこともあります。
海外掲示板に、
「子供の時に親がしていたことで、あとから変だと思ったことはありますか」との質問がありました。
●水泳で自信を持って泳げるようになるまで、うちの親は僕にライフジャケットを着せ、長いナイロンのロープをそこに結び付けた上で、川に投げ込んでいた。面白がっていたようだ。
●うちの親は、なぜか食事をしたレストランのウェイターやウェイトレスに、詩を書いていた。
●そんなにおもしろくないかもしれないが、バースデーソングを歌うときに、まるでプロのようにハモり始める。兄の彼女が初めて聴いたときに大笑いし始めるまで、変なことだとは思ってもいなかった。
●父親はクリスマスの時期になると「ミスター・ツリー」と呼ぶことをしていた。
自分たちを窓のところに呼び、父は木の後ろに隠れてまるで木が話しているふりをする。クリスマスが終わるとミスター・ツリーは木の農場に帰ったという設定だった。ほかの子供たちからそれは本当のことではないと知ったときのホラーを想像してみてくれ。
●思春期にする「話」は男女についてではなかった。その代わりに母親は、小6になる前(11歳ごろ)の自分に、捜査令状や警察の司法権についての真面目な話をした。警察が家のドアをノックしたときの具体的な対処まで教えられた。さらに警察のスピードを遅くするための戦略も教えられた。
数年経つまでその意味についてあまり考えなかったが、家のそこら中に隠してあったマリファナを見つけ、今まで家で起こっていたおかしなことが急に理解できるようになった。5分だけの来客、両親に渡しておいてと100ドルを握らされるなど、両親が麻薬を売買していることを高校生になるまで知らなかった。
●中学生の頃、自分と弟は生活費の支払いかたを教えられた。ままごとのようなことをしたとき、楽しいことだけではなく、伝票、請求書、小切手を作り、それを遊びの中に取り入れて小切手の書き方などを練習させられた。
それが奇妙なことだとは、友人らと大人の責任について話し合うまで思わなかった。中学のときから、小切手の残高を合わせることを知っていたと言うと、まるで自分が7つ目のように見られた。
奇妙ではあったけど感謝している。大人になったときに同年齢の友人より準備ができていたからね。
↑それは、すばらしい両親だと思うよ。
●わが家の独裁者だった父親は、家族で一度に使えるバスタオルは1枚と決めていた。毎朝4人がシャワーの後に同じバスタオルを使わなければいけなかった。
父親が1番で、まず乾いたバスタオルを使う。そして母親、兄、それから僕。濡れたタオルを使うのは当たり前だと思っていた。17歳のときに友人を驚かせるまでは。虐待というのは理不尽なものなんだ。
●うちの父親はセクシャルな功績を自慢するのが大好きだった。それは最もカッコいいことだと思っていたが、今ではただのヘンタイだと思っている。
●父親は夕食中に本を読み聞かせていた。0歳から10歳までやっていた。自分の食事をさっさと終わらせて、子供たちが食事をしている間に本を読む。
↑すばらしい父親だよ。
●罰を受けるときに部屋に閉じ込められたりしなかった。必ず階段のところに立たせて、他の兄弟たちが楽しんでいるところを見せた。今思うと両親はみんなに楽しそうにするように伝えていたと思う。
↑効果的な叱り方だ。
●電池を冷蔵庫にしまっていた。新しい電池を入れる引き出しがあった。彼女と暮らしはじめるまで変だとは思ってなかった。彼女から「いったい何をしているの?」と尋られても、全く説明できなかった。自分にはあまりに自然なことだったんだ。
ほほえましいものから、ギョッとするものまでいろいろあるものです。
いいことにしろ、わるいことにしろ、両親の影響は大きいですね。