「困った、動物園のゴリラが死んでしまった…代わりに着ぐるみでゴリラのふりをしよう」というお話
とある動物園のゴリラが、開園の直前に老齢で亡くなりました。
たった1匹しかいなかった人気のゴリラだったので、経営に余裕がなかったその動物園は、ゴリラなしに運営していくのは不可能なことでした。
そこで……
動物園のオーナーは、次のゴリラが買えるまでは、従業員の1人に日給100ドルを払い、ゴリラの着ぐるみを着て檻の中でゴリラのふりをするように言いました。
すぐにこの新しいゴリラは人気アトラクションとなりました。各地から大勢の客がこの人間のようなゴリラを見にやってきました。
しかしながら1カ月も経つと、だんだん当初の人気はなくなっていきました。
そこでまた注目を浴びさせようと、檻をよじ登り、隣のライオンがいる天井のネットにぶら下がりました。
大勢の人々がそれを見て、恐ろしさと驚きに歓声を上げました。するとゴリラは手を滑らせ、ライオンがいるねぐらの地面に落ちてしまったのです。
男はすぐに「助けて、助けて!」と大声で叫び始めました。
しかし男に逃げる余裕も与えず、ライオンは恐ろしい速さで背後から飛びかかりました。
そして男の耳元で、こうささやいたのです。
「黙れ、静かにしろ! さもないと2人ともクビになってしまう」
教訓:経営不振は奥が深い。
So a gorilla dies of old age at a zoo.
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1. 「困った、動物園のゴリラが死んでしまった…代わりに着ぐるみでゴリラのふりをしよう」と言うお話 [ 他力本願 ] 2016年01月05日 11:00
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