アメリカの警察が2015年に殺した総数は986名…海外の反応
アメリカは凶悪犯が多いのか、それとも警察が厳しいのか、警察が被疑者を殺害する件数が多いことが問題になっています。
2015年の1年間で、警官が銃によって殺した数が986人に上ったことが判明しました。
Final tally: Police shot and killed 986 people in 2015 - The Washington Post
人質を取って立てこもるような犯罪もありますが、被疑者のまま撃たれてしまうことも少なくなく、差別問題も加わってアメリカでは大きな議論のテーマとなっています。
海外掲示板の意見をご紹介します。
●ガーディアン紙によると、撃たれたほかに、テーザー(スタンガン)や車内でなくなった例も含めると数はさらに増え、1136人が2015年に殺されたことになっている。そして2016年はすでに5人が死んでいる。(このコメントは1月7日)
↑もう6人だよ。
↑1日に1人のペースで殺しているのか。
↑1日に1人ペースなら(年間365人になるので)もっと数が減る。
↑そのころシカゴでは警察の力も借りずに2995人がお互いに殺しあっていたようだ。
●人種は別にしても、殺された人の4分の1は精神的に病気だった兆項がある。悲劇だよ。
●比較データとして、個人が撃って殺した人数は1万2575人。
●撃った警察の母数は何人なんだろう? 10万? 100万? 1000万人?
●自分はイギリスの犯罪事件の傾向が好きだ。銃、脅し、暴力などの凶悪犯罪はだいたい5%に対し、アメリカは30〜50%だ。
●警官が124人、殺されていることも伝えておく。
●これは恐ろしいことだよ。ドイツでは2015年はたった8人が警官に殺されている。ドイツはアメリカの5分の1の人口だが、比率を合わせてもアメリカは40人になる計算。
●自分は思ったよりは少ないなと思ったよ。
銃で武装している可能性があれば、銃で対抗するしかないわけで、こうした数字も銃社会による不幸と言えそうです。
Final tally: Police shot and killed 984 people in 2015