2016年01月23日 17:03

中国のレストラン35店からアヘン成分が検出、続々と閉店に…海外の反応

 

中華料理
2014年に中国のレストランの店主が、アヘンやモルヒネの原料であるケシの実を麺料理に入れていたことが発覚し、逮捕されるニュースがありました。

中国全土では、他にも多くのレストランが同様の「隠し味」を使って客を虜にしていたようで、35店が麻薬の一斉調査に引っかかったそうです。

Chinese restaurants shut down after seasoning food with opium to 'hook' customers

中国食品薬品監督管理局によって発表されたもので、すでに広東省、安徽省、重慶市などの5店は起訴され、そのほか全国各地の30店についても調査中とのことです。

常連客を確保するのが目的のようですが、ケシの成分の効果には疑問の声もあり、海外掲示板でもいろいろと意見が出ていました。

●実際にそれは効果があるの? かなりの量が必要だし、値段も安くない。悪い計画のように思えるけどね。

↑中国じゃ1Kgあたり60ドル(約7000円)だ。それは高くない。

↑自分はもっとホール・フーズ(アメリカのスーパーマーケットチェーン)で支払ってるってのに。

↑アヘンは結構安い。口から摂取して効果のある量でもね。だがこのアイデアの問題はそれだけじゃない。
まず、味の問題。アヘンは無味ではない。苦いので効果のある量を使おうとすれば、かなりのスパイスを使って味をごまかす必要がある。すると添加物などの入っていない他の料理に比べて、変な味で、不味いものになる。
次に客の確保の問題がある。客はそれを1回どころか5回食べても中毒にはならない。相当の時間がかかることから、中毒になる客はもともと常連だったと言える。
つまり常連客をリピーターにするだけで、料理は麻薬の味か、それを隠すために強いスパイス味になるだけ。
違法性があることを一時的に無視したとしても、レストランと客のリスクを考えると、非実用的に思える。

↑その上、多くの人がアヘンで吐き気をもよおすよ。むしろ中毒になる人と同じくらい、嫌になる人も出る。

↑アヘンでイギリスは香港を手に入れたけどね。

↑単純すぎるが、間違っちゃいない。

●秘密の隠し味は、実は普通の水だった。

●入念に試験されたイギリスの戦略を真似しているだけだな。

●アヘンの中毒はそんな風には効かないよ。


効果的ではないとの意見が少なくありませんでした。

そう簡単には中毒にならないとはいえ、これだけ多くの店が利用してるとなると、怖いものがありますね。

Chinese restaurants shut down after seasoning food with opium to 'hook' customers

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