「婚約者を亡くし、生まれたばかりの赤ちゃんを抱えて途方に暮れてたけど…みんな、ありがとう」海外掲示板で心優しいやりとり
近しい人の死は簡単に受け入れられるものではなく、いろいろな支えが必要となりますが、小さな親切が心に響くこともあります。
「婚約者をクリスマスイブに亡くし、新生児を抱えて途方に暮れていた」と海外掲示板に書き込んだ女性が、やさしいメッセージや、すてきなギフトに感謝していました。
心温まるやりとりをご紹介します。
●いつも上を見て、落ち込まないように戦うんだよ。子供が自分を必要としていることを忘れないで。
●男の子かい? 女の子かい? うちに小さなピンクのプッシュ・カーが未開封であるんだけど、いる?
↑(投稿者)男の子です。だけど、どんなものでもありがたいです。
↑OK、じゃぁ黒く塗るよ。仕事にさっそくとりかかったよ。
明日にはできるから、日曜日までには届くよ。
今のところなかなか悪くない。
この車が、近所の遊び場の女の子たちに感嘆の声をあげさせるようにしておく。
ゴールドのきらきらも入れておいた。
金のホイール。
↑いい大人の男でも欲しいぞ、これは。
●2016年でも、おもちゃの色は気にするんだね。
●うちの息子は今週で3歳。きれいで不要になった服がたくさんあるから、必要なら送ります。
●僕の妻も1か月前に3人の子供を残して他界した。3人とも妻の連れ子だけど、12年も一緒に暮らしてるので、みんな僕のことを父親だと思っている。
強くがんばって。でも悲しむ時間も忘れないように。悪い日もあるだろうが、ひどい日だってOKだ。乗り越えるなんてできないし、気持ちがわかるよ。
●僕も気持ちがわかる。妻も出産(11月30日)のあと7日で亡くなったんだ。今日で7週間と3日だ。今まで感情のジェットコースターのようだった。あなたの状況はよく知らないけど、もし出産に関係があるなら自分のような体験をしているのかな。
「赤ちゃんはどう?」と聞かれるたびに無条件に「愛している」と答えるのを期待されるので言えないが、本音は「愛していると同時に憎んでいる」だ。
もちろん子供は愛しているよ。だけど、もしも妻とトレードできるならそっちを選ぶ。人生がそれほど変わったんだ。そしてこの6週間はよくなっていない。時とともにましになるかもしれないが、今は昼夜問わず世話が必要で、表を見ながら哺乳瓶を3時間おきに1日8回与えないといけない。
家の中を歩き回っても、妻から電話もメールも来ない。子供を抱いてドアを通り抜けるときに彼女はいないんだ。僕がどんな最低な気持ちでいるかを話す相手はいない。
経験上、家族や友人はとても重要で、多くの他人がギフトやおむつをくれて本当に助かった。話す相手がいるととても助けになる。静かに話をしたいときは連絡して。
●妻と僕で、うちの2歳半の息子が使わなくなったものや着られなくなったものを集めているよ。寄付するつもりだったんだが、どんなものでも必要なものがあったら送るよ。
●自分の婚約者も2001年のクリスマスイブに亡くなった。人生が完全に変わって、時々彼女が生きていたらどんな人生だったろうと振り返る。できるだけ人と話して、引きこもりにならないようにね。乗り越えられますように。
このほか多くの人が助けを申し出て、そして同じようにつらい境遇の人々が共感し、アドバイスをしていました。
どうしていいかわからず息もできなかったそうですが、小さな応援や優しいアドバイスによってとても助けられたと、感謝の気持ちをつづっていました。