2016年02月02日 12:09

スイス、ベーシックインカム導入へ国民投票…支給額は月30万円 「絶対にありえない!」海外の反応

 

スイス・フラン
スイスが「ベーシックインカム」制度を実現させようと、夏の国民投票待ちです。

ベーシックインカムは、政府がすべての国民に一定額を支給する制度。

可決すれば毎月2500スイスフラン(約30万円)が無条件で支給されるのですが、実際にそんなことが可能になるのでしょうか。

他の国々ではどのように見られているのか、海外掲示板のコメントをご紹介します。

●スイス住人だけど、スイス人であれば10万票の署名を集めてくれば、国民投票に持っていくことができる。
(例えば「新生児は全てドナルド・トランプと名付けなければいけない」という内容でも十分な署名数さえ集めれば国民投票の開催に持っていける。ただし国際法に違反していてはいけない。
近年は、右寄りの議題で国民投票がいろいろあった。
・給与の上限、1:12まで(65%が反対) (最低賃金者が1なら最高が12まで)
・徴兵制の撤廃(73%が反対)
・最低賃金、時給22スイスフラン(約2600円)(76%が反対)
などが行われた。
最近は移民問題への不安から政治的には右寄りに傾いている傾向がある。基本的にスイスは裕福で安定した国であるが、これを脅かされることは一般的に恐れられている。
そのため、このベーシックインカムの件でも、署名が集まり国民投票があるからといって、それが可決するとは限らない。スイスの最低賃金を定める国民投票も似ていたが、やはり強く反対された。そしてこの内容はスイス政府からも強く反対されている。

↑われわれスイス人が、もっと休日を増やそうする投票をしたことも忘れちゃいけない。そして反対に票が入ったんだ。

↑それはどのくらい増やそうとしたの?

↑25%増。現在4週間だけど、それを5〜6週間にしようとした。生産性や経済に対する影響を懸念して通らなかった。

↑アメリカだったら4もあれば幸運だ。

↑日数だよね。

↑時間だ。

●「10万票の署名」は何十年も前に決められたもので、人口増加などを考慮して必要な署名数を変えるべきだと思う。
(ハードルが低いせいで)強く否決されるものでも、よく投票する羽目になる。当然このベーシック・インカムに関してもね。

↑オーストラリア人だが、そういうメカニズムがあることが気に入った。もちろん大きな修正があるとしてもね。

●12月にスイス観光に行った者だけど、質問。
いったいどうやってスイスで生活ができるの? 全てがニュージーランドの2倍、フランスの3倍の値段だった。地下鉄に10フラン(約1200円)だぞ。そりゃあ最低賃金が22フラン欲しくなるはずだ。

↑妻はスイス人だが、彼女の家族は1か月に1度は外食をしている。そして良いレストランですごく金を使っている。そして彼らがアメリカに来るときはあまりに安いのでファストフードへ行きたがるんだ。
スイス人はかなり節約家でもある。給与6か月分は銀行にないと恐怖に陥るようだ。

↑きっとスイスレベルの給与をもらっているんだよ。

↑質問:輸出はどうするんだろう。

●スイス人を知っている人は誰でも、この投票が絶対に通らないことを知っている。

↑そんな投票があることを知らなかった。似たような国民投票が、70%の反対で否決されていたよ。

●自分も最近スイスに行った。月額2500フラン(約30万円)なんて金額は、食事一回とアイスキャンディ1個でしかない。(物価高への皮肉)

●この投票は通らないよ。スイスでは結構この手のゴミのような投票が多いんだ。これが通る可能性は僕がアメリカの大統領になる確率だよ。

●多くの人が生活費について聞いていたのでサンプルの計算を。
例えば月給3200フランとする(雇用保険などは引かれたあと)。これはスイスでは低所得ではある。まともなキッチンとシャワーがついている家に住むと家賃は1000、残りは2300。それから健康保険がだいたい300。レベルは高くも低くもできる。残りは2000。所得税は月収2か月分をまとめて1年に1度払う。これは6400なので、1カ月あたり550。すると残りは1450。携帯50、ブロードバンド50、放送30で、残り1320。交通はトラベルカードを買ってバス、電車を乗り放題にすることで、これは月に300。残り1020。
あと食事をしなければいけない。平日働いているなら、毎日同じランチがいやなら安いレストランで20が最低。それだと月に500。
残りは500だが、その他の食べ物を買わなければいけない。結果として2500で生活はできるが、それほど楽な生活ではない。多分XBoxは家にないだろうし、サッカーを見に行ったりはできない。デートも無理。ちなみにバーでビールを頼むと最低5フラン(約600円)。自分はギネスに10フラン(約1200円)払っている。

●2500フランが1700ポンド(約30万円)というのは銀行の為替レートなだけで、全く意味をなさない。国が全く違うのと、スイスはイギリスの60%物価が高いので、1600ポンドが1000ポンド(17万円)と同じ意味になる。するとそれほどショックな金額ではないだろう。

●スイスの生活費を人々は理解していないね。2500フランはぎりぎりサバイバルのレベル。特に都市部ではね。最低賃金というものはないが、給与の中央値は6189フラン(約73万円)だよ。なので2500フランならもうほとんど生活はまわらない。アメリカの中央値から考えると、それは1750ドル(約21万円)相当で、それは田舎のネブラスカ州なら悪くないかもしれないが、大都市ではがんばれよ、となる。

物価との関係から2500フラン(30万円)が決して高くないこと、そしてこれは可決されないであろう、という意見が大半を占めていました。

しかしスイスの物価恐るべし、ですね。

Switzerland will be the first country in the world to vote on having a national wage of £1,700 a month

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